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成功哲学の実践・本当に社会で通用するのか?

まずは、何をもって「成功」と定義つけるのか。
私見では、「成功」の定義はハードルが低いほうがよいと思っています。

たとえば、朝、職場に到着した段階で、ひとまず「成功」とする。

1日、誰かとあいさつをしたことで、「成功」とする。

何はともあれ、1日を無事に過ごせたことで「成功」とする、など。

なにも偉業を達成することを「成功」としなくても、
日常のなかで、ちょっとした達成感を感じられることを「成功」としてみると、1日に何回かの成功体験を味わうことができます。

では、大きな目標に向かって到達を試みるには、実践指南である「成功哲学」が必要でしょうか。

ちなみに、成功哲学は、ナポレオン・ヒル(「思考は実現する」の著者)に代表されるように、人生全般・ビジネス・プライベート面で、目標の達成領域に到達できるための理論を体系したものです。

自己啓発の領域にも、成功哲学のエッセンスが盛り込まれています。

では、成功哲学をウィキペディアで検索してみると、

『成功哲学とは、目標を達成するための思想や手法を法則化したものである。成功者の行動や思想を分析し、それを模倣することによって同じ効果を得ることができるという考えに基づく。』
と記されています。

本気で成功哲学を実践しきった人がどれだけいるのでしょうか?

この成功哲学、本気で実践しきることができれば、ある程度成功していて間違いないような気がします。

成功哲学には、「ポジティブシンキング」「成功をイメージする」「人生の目標や目的を明確にさせる」「他人に思いやりを持つ、許す」などが、大概の成功哲学をナビゲートしていく大御所により、唱えられています。

つまるところ、これらの実践も、どれだけ日常生活で習慣化できるかに、かかっているのではないでしょうか。

しかし、成功哲学が以前よりも知られるようになった現在でも、いわゆる偉業を達成したと思われる人がなぜ少ないのでしょうか。

成功哲学を知るだけで満足してしまう人。
成功哲学を知っても行動に起こさない人。

が意外にも多いのかもしれません。

「引き寄せの法則」はどうなの?

「引き寄せの法則」は、自己啓発のなかでも根強い人気があります(?)。
願望を強くイメージすることで、そのことが実現するということ。

本当にイメージで願望を引き寄せられるとしたら、ある種のロマンを感じます。

しかし、現実はなかなか厳しい(わたしのような凡人・または信じきっていない人)ようです。

たいていの場合は、ある 実験 のように、 ポジティブ に 思い描い た 女性 たち は、 ネガティブ な イメージ を 浮かべ た 女性 たち に 比べ て、 体重 の 減少 分 が 10㎏ ほど 少なかっ た と いいます。

というのも、ポジティブ に 夢見 て いる とき は 良い 気分 で い られます。
しかし 夢 から 醒め た 後 は、 抑 うつ 的 に なってしまう。
つまり、ポジティブな気持ちでいること自体に、満足してしまうそうです。

せっかく の 夢 に 水 を 差す 怖 ろ しい 「現実」 と、どこ までも つきまとう 「障害(行動)」 に 立ち向かわ なけれ ば なら ないのです。

ということは、目標 を 夢見 た 後 は、やはり目標に向かって、行動することが、達成の必要条件ということですね。

成功哲学は、本来は本気で成功に向かって行動する人のために、あるのでしょう。


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