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オリジナル小説@やまのぼ

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<この続き>がどうしても読みたい!と読者を魅了する、連載小説が書きたい! そんな若い頃からの夢に、挑戦続けている古希過ぎた爺さまの小説集です。
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#オリジナル短編小説

【小説】未来から来た女(15)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる  悠太は壊れそうなほどの腕力で、美穂を背後…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(14)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる しばしの沈黙を破ったのは、美穂の方だった。 …

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(13)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「そうか?オレのスマホを見たんだな!」 「…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(12)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「悠太!アイとは終わっていなかっのね」  …

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(11)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる  ゴルフ解説者と、未来の美穂の話が、交錯す…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(10)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 新婚旅行か?大喧嘩して成田離婚・・・? 確か…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(9)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる  キッチンから、微かに聞こえってくる。コーヒーメーカーが話すブツクサに起こされた。とにかく、寝覚めが悪い朝だ。未来の美穂だというばあさんが、脳に纏わり付いたまんまだ。『いま何時ごろだろう?』オレは、枕元にあるはずのスマホをまさぐりながら微睡んでいた。しかし、掌は一向に空を掴むばかりである。次の瞬間、勢いよく覚醒した。『ヤバい!』昨夜から、リビングのテーブルに置きっぱなしだ!でも、ここで下手に慌てると、美穂に怪しまれる。更にヤバい

【小説】未来から来た女(8)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 『昼間の専業主婦って楽チンなもんだナァ・・…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(7)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 午前様一歩手前の悠太である。    今さら急…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(6)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「なんだよ!その顔は・・・」悠太は、私を睨…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(5)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 洗濯物をベランダに干し終えて、リビングへ戻…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(4)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「そういえば、あのおばあさん!背格好が私と…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(3)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「美穂!このマンションに住んでるって言った…

やまのぼ
2年前
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【小説】未来から来た女(2)

☜【小説】未来から来た女(1)から読んでみる 「お昼を買いに、駅前のスーパーへ行こうと、交差点で信号待ちしてたのよ」唐突に話し始めた私の顔を、悠太は箸を止め、舐めるように観る。珍しい小動物を初めて見たときのような、訝る眼差しを一瞬したが、空腹には勝てないのだろう、悠太の箸は軽快に動き出した。最近、二人の間で、会話らしい会話がなかったから、それはしかたのないことだった。 「ほら、あなたも知ってるでしょ!マンホールの蓋が少し浮いていて、躓きそうになるところよ!」  私は悠太を前