シェア
の
2024年8月7日 19:30
舟はゴットンゴットンと浮かんでいるのリバー僕はゴットンゴットンと覚えているの水の中またね 夕陽は次の日に 沈んでいくよ記憶の頰 秋は夜霧の香りを込めるごらんよ 瞬く間に 幾千のラララ 口ずさむ昔より夢に夢みてる月夜の下の絢爛と僕は 星座を秘めている君のことを思い出しているごらんよ 指差す葉に 一つの音が呼応する今は針を眺めてる 蛙の歌に涼む頃僕は 紅い雲の先 君のことを
2024年8月4日 19:30
電車の流れで回想する昼想いの日の意は 故郷へりんご飴一つ買って歩こう祭りの底でにぎわう光暮れるほど 望んだ声が段々、段々、近づいてくるよ少しずつ降りる帷に突き上げた手叩く太鼓の音がどんどんと祭囃子になる通り沿いは夢になるどんどんと祭囃子と拍手ふと走りだす風と私の夏が次の番地の君までの距離、届け車の音の鳴る 高架下にひとり歩く その線香花火りんご飴だけ頬ばる夜は
2024年7月31日 19:20
滝 バリ 見つめて空 茜 映した水面合言葉を掌にゆけるWaterfall!滝 バリ 夕暮れは鏡ナニモノモイル ナニモノモイルヨ合言葉は掌で開くWaterfall!陽 時はwaterfall喩えをくるみ ウォーターはゆくよ陽光までwaterfall一切の音も無くゆくよ号哭の日を後にして文字にしたためた感情を言う 時はwaterfall言う 時はwate
2024年7月27日 19:30
夏を切り抜く風が誘った 窓を眺めた昨夜の海は瑠璃色映し出したら空を駆け抜け少し望んだ雲の連なる明日砂に佇む 今に羽ばたく 遥か 目を凝らすんだ息を吸うんだ ざわめく水面ひらめく歌を 少女は綴ったまたね 青色 たぐる糸とめいめいの日々 思いは巡るそしたらずっと音がする潮騒のルリルラと海に星は来る壮大に指で らせんの珊瑚の世界想像してみてよカーテン ゆれる
2024年7月20日 20:00
最後に君と話したのはあの暑さの帰り道いつもよりも背の伸びた陽炎見ていたね汗を握った掌この距離感の続きをそこで願った真夏の約束君にまた会えたらさ、何を言おうか考えてみるのでも、先走りすぎて、何を言おうか分からなくなるよ何となくの日常が何となく迫ってくるきっと君は Dance with mirror ball明るい夜中に Dance with mirror ball
2024年7月19日 20:00
柔らかな海を旅しようじっと見つめれば貝殻の曲線をえがく栞を挟む潮騒につづく繰り返し出会う魚の数ふと数えたらひらめきの詩的な夢に瞼を開ける潮騒につづく夜 夏を切り抜き 少し歩いた海を見ていた ずっと海の底に笑っていた いつか夏を切り抜き 少し望んだ海の側から 今羽を休める鳥のように 遥か息を吸うんだ久しぶりの詞の新作です!昨日の夜
2024年7月13日 21:00
街が目の前にある街が目の前にある(いよいよ、いよいよ)ビル群の幻に(いよいよ、いよいよ)花びらの思慮を重ね街がこの前にある街がこの前にある(いよいよ、いよいよ)連綿の葉脈から(いよいよ、いよいよ)事象 幾千 夜を数えエモーション悠久花の思慮を重ねる街へ暁闇戸惑いの住む人へのモーション探求時々の別れからエモーションエモー
2024年7月9日 19:30
岩をも砕く勢いで 急げよ雨をも浴びる勢いで 走れよ回顧のメトロへ先に 乗っている人岩をも砕く勢いで 急げよ砂にもまるで跡は無く 走れよ回遊する魚の先を 見つめてる人ヒトリボッチデコードを いつかかき鳴らすドラマチックな日々 隣り合わせインターネットの終電で飛びきり輝く君 隣り合わせ理想 幾重の何かで 探す奇想天外 嵐の夜にAllで いつかかき鳴らすアクロバティ
2024年6月30日 19:30
砂は空 見上げれば数多何ものが 何ものが来るの色はまた 移ろうらしい砂の城 砂の城から来るの雷鳴と雨の増すまだ砂の温度の低い夜またイナヅマは瞬いてスクリーンからピクセルの川を泳いだサカナになった言葉から読み取ることが出来たなら君へ向かうよ今がやがては昨日になれば明日も夜には今になるから待ち焦がれた話をしよう砂の城でピクセルの月を見ていた遠くに吠えた狼に
2024年6月23日 19:30
少し暗いです髪をとかして 今日も嘘の話が一つ忘れたものは影に紛れるやがて君も見惚れだす朝はすべての力を込めて幕が上がるよう 恍惚な日羽をひろげて 今日も寝入りばなを歌う星の車を窓に見つける糸の熱で 宵闇を縫う 私の心幕が上がるよう すると悲しみ何かになりたいって気付いたのいつかなりたいって思ったの何かになりたいって気付いたのいつかなりたいって なりたいって君と見
2024年6月19日 19:30
おはよう 夏の大三角から降る明日は今になる手にすると 水は跳ねる 輝きを秘めながらさよなら 街をくぐり抜けどこにも居ない君のことを忘れる夜に鏡は 記憶からうつしだすうつりだす君が花火のらせんで とびきり光っていたんだ あの夏につかんだ虹 その温度を多分 覚えていたんだくりかえし君が花火のらせんで とびきり光っていたんだ あの夏につかんだ虹 その温度を多分 覚えていたんだ
2024年6月14日 19:30
知ってること 知らないこと霧の中に駆けだしたそこからの日々は奇妙を走り書きして手のひらの砂 新たなる世界読み込む 読み込む確かめる未来 読み取る霧の中で君はひとひらの線を歩いた夜明けでも晴れない霧はどこへ続くかそびえる満月静かな鼓動の月を訪ねて夜霧の見せる夢は止まない運命の方を辿って知ってるもの 知らないもの霧の中に思い浮かべたそこからの街は微妙に姿を変えて
2024年6月9日 19:30
車窓から ロマンスの風は 色付いた頬だけにふわ ふわの 空気をこねて 次には走る 未来まで想像が 昼間には 光へ変わる瞬間を 見ていたいのロマンスの風を越えるほど 待ち焦がれ影が続く道を踊るように君の影が続く道を踊るように歩きたいよ ラン ラン ランと遥かなロマンス隣駅 ロマンスの風は 芽を出した期待からカラン ぷしゅ と 開けたサイダー 飲み干す後の 世界まで想像できる
2024年6月7日 19:30
飲み干す一杯のひとときが 知らない朝に火を灯すいそがしいニュースの横目 Birdみたいな輪郭と僕は今日も歩き出せれば なんとなくだけど答えが一日出なくても毎日のしるしが少し 陽にまざって全力の話がどこからか宿って何年ぶりだろう 懐かしい日と隣り合わせいつだろう いつの日だろう 思い出したい毎日のしるしが少し 夜を昇って全力の未来予想図を持って何年ぶりだろう 新月の夢の中で