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特許法 「事業価値」と「権利価値」の積

 色々な意見があるとは思うのですが、特許などの権利の目的が自社事業を有利に進めるモノであることを考えると、ある分野での自社の戦闘力は、事業価値と権利価値との積になるはずです。

そうであれば、典型的な事業価値と権利価値の組み合わせは、以下の4通りです。

  ①事業価値:高 × 権利価値:高
  ②事業価値:高 × 権利価値:低
  ③事業価値:低 × 権利価値:高
  ④事業価値:低 × 権利価値:低

事業価値が高いのは事業が好調である場合であり、事業価値が低いのは事業が不調又はこれからに期待したい場合です。このように、権利価値は、事業価値との関係でも決まります。

 したがって、権利だけを見て、権利価値があるか否かの議論は、あまり意味が無いと思われます。

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