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不競法 営業秘密の保護

 営業秘密の保護というと、自社には関係なさそう。。。と思われることも多いと思います。

 しかし、営業秘密というのは、秘密として管理すべき自社の顧客情報、製造方法、製品販売方法などの情報のことです。これらの情報を退職した元従業員に持ち出されることを防止したり、営業担当者が客先でうっかり話してしまうことを防止する、というのが営業秘密の保護です。

 特に、社内での常識を世界中での常識と思って話した例、役職者が自社のノウハウを社外で自慢した例、もあるようです。

 大量に流出してしまった例としてベネッセさんの事故があります。

ほぼ全ての場合、このような事故には社内の「人」が関係しています。

人が関係している以上、事故を100%防止することは難しいと思います。

しかし、事故が起こる可能性を下げたり、軽微な事故で止める対策を講じることは不可能ではありません。

このような事故対策のうち、最もコストが低く、最も効果が有ると思われるのが、定期的な社内教育です。定期的に、具体的な事故事例を紹介して、行ってはならないことを周知するのが良いと思われます。

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