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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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2017年10月の記事一覧

読者は作家の良心。

体調を崩していた週末が明けた、月曜日の昼前。頭のなかには濃霧のようなもやが立ち込めている。ズキッと響く頭痛と立ちくらみ。ゾンビになった気分で、朝の一通りの作業を済ませた。ようやくスマホを手に取り、仕事の連絡が溜まっているのを処理したあと、メールボックスを開いた。note読者さんからのサポートとメッセージが届いているようだ。 文章を読み終えると、こみ上げてくる感情を抑えることができず、目尻には涙がにじんでいた。そこには、こんなことが書かれていた。 末吉さんの活動が多岐に渡り

知ったかぶりよりもおそろしいもの。

知ったかぶりは、するもんじゃないよ。 若い人へのアドバイスとして、よく語られることばだ。もう一歩進んでここから、素直に「教えてください」と言える若者はかわいがられるし、いろいろ得をするもんだよ、といった処世術まじりのアドバイスもまた、よく語られる。これらの箴言について、ぼくはまったくそのとおりだと思うし、誰かに似たようなアドバイスをすることもあるのだけど、じゃあ自分がすべての知ったかぶりを排除できているかというと、決してそうではない。 一例を挙げよう。自他ともに認めるバカ

モチベーション:はあちゅうさんのツイートを見て

はあちゅうさんのモチベーションについてのツイートを見て、様々な場面で感じることを書きます。これがはあちゅうさんのつぶやき。以下、このツイートが疑問形だと思って、勝手にここで回答を。反論、という訳ではありません(笑) この投稿にコメントをつけている方が居られますが、「モチベーション」と「テンション」の履き違いがあることも要因かもしれません。 「モチベーション」という言葉自体が幅を広く認知され、意味を持たされてしまっているため、そもそも何を示している言葉なのかが解らなくなって

モノからコト、コトからヒトの時代へ

私がマーケティングに興味を持ち始めたのは、今から5年前の大学1年生の時だった。 マーケティングと聞くと何だか難しそう…という人がいるかも知れないけれど、私にとってマーケティングとは「人に喜んでもらうためのもの」。 以前、ライターのカツセさんが「マーケティングは誕生日プレゼントに近い」と話していたけれ ど、私も同じ考え。 この人はどんな物あげたら喜ぶかなぁ〜〜と考えることがマーケティング。 そう考えると誰でもマーケティングに触れたことがあるし、案外身近なものだったり

大きく飛躍している「長く続いた会社」の7つの特徴

***** 実はわたし、アトツギが前向きに家業に向き合ってほしいという思いがあって、今年の夏からアトツギを応援するプロジェクト運営の仕事をしています。 プロジェクトの根底にある考え方は「家業で起業」 長く続く会社の特徴の一つであり、これからの後継ぎがワクワクしながら家業に携わるためのキーワードでもあります。 ということで、家業で新しいことを始めた人、自分らしく事業を取り組んで発展させた経営者のインタビューへ通う日々。 今10人ほど話を聞いてみて、私なりに気づいた共通点

一つのこととたくさんのこと、それにまつわる人生のこと。

昔から、一つのことをがむしゃらにがんばるよりも、たくさんのことを程よくがんばりたい、と思う性格だった。 それはよく言えばわたしが「好奇心旺盛」で、そして悪く言えば「飽きっぽい」ということなんだろうな、と思う。 たくさんのアルバイト(ファミレス、チェーンのカフェ、個人経営の喫茶店、本屋、結婚式の動画作成からはじまり、チラシ配り、ローソンの工場でサンドイッチに一日中マヨネーズを塗るにまで至る)、たくさんのサークル、たくさんのお店、たくさんの友達。 学生時代は「たくさん」のこ

軽々と追い込し。早し美し。

ついこの前、糖質制限の漫画を読んでいて 食事が体に及ぼす影響について 考えていたんですが ここ最近は 炭水化物依存、お菓子依存の傾向があるかも、私。 身体的な ダルさみたいなものがなかなか 抜けなくて それで精神的にも 落ち込む…みたいな 悪循環が、実はあって 仕事のストレスのせいにしてしまって たのですが、ちょっとそれ、違うかもしれないよね。 何事もバランスよく。 が私は、正だと思っており (憧れてるふしもある) 極端な健康の情報に すぐ飛びつくのもどうかな、ってい

未来への襷リレー

我等は 過去の人間から受け取ったものに、 我らの精神と労働とを加味して、 未来の人間に渡すものである。 出来るだけよくして渡したい。 武者小路実篤「我らは」『武者小路実篤 人生詩集』 好きな言葉です。 自分が指導者をやる上で、行き方として、必要な言葉だと思っています。 読書もそうですが、恩師から頂いたモノの中には、現在の学生や未来の人に伝えたいことが沢山あります。"負の財産"は出来るだけ受け継がないよう気を付けますが、"正"の財産は沢山受け継いでほしい。 もちろん、日々

言葉を発した、先にあるもの。

ほんの1年前、私のTwitterは500フォロワーいるかいないか、というくらいのアカウントでした。 noteの記事が読まれるようになってきて少しずつフォロワーも増えてきて、「書く」ことの楽しさを感じはじめたのが去年のこと。 この1年の間に、なんだか遠くへきてしまったような気がしています。 *** noteとTwitterをちゃんとやろう、と思ったとき、心に決めたのは「一度出したものは消さない」こと、そのために「感情的な衝動で書かない」ということでした。 こうした考え方

恩師の言葉の話

「良い選手になりなさい」 学生時代、サッカー部に所属していて、監督から伝えられた、唯一頭に焼き付いている言葉だ。 当時ぼくは、上手いわけでも下手なわけでもない、試合にはレギュラーで出場するものの、目を見張る結果は出さない。とにかく平均的な選手だった。 その「器用貧乏」だったぼくが、監督に相談したところ、冒頭のような言葉をかけられたのだった。 「正直、上手い選手なんて、世の中にいくらでもいる。本当に腐るほどいる。世界で考えると、日の目を浴びないとんでもなく上手い選手が沢山

対立概念の活用

以下はこの稿「箱根駅伝を通じて」からの引用です。 私の出身の関西勢が全日本制覇を目指すにして更なる強化を図るにしても、箱根駅伝の大きな枠組みからは逃れられず、むしろ「打倒箱根!」や「箱根にないものが関西にはある!」のような対立概念で活用し、活気付けていく方が良いと思う。 新しいコンテンツや概念を考えた時に、位置づけって結構難しいと思う。 完全に新しいものだと、それがどんなものかを伝えるのは難しい。なんせ、今までにないことならほとんどの人はイメージ出来ない。 ならば、既存

プロとアマ

この方のツイッターは面白いと言えばよいのか、タメになる!是非、興味があればフォローを!様々な事柄に関して考察されています。 さて、プロとアマの話しが出てきました。 アスリートにも"プロ"と"アマ"の話は良く出てきていますが、実際にその線引きをするのは困難です。 スポンサーが付いていればパフォーマンスが低くても"プロ"? どれだけスゴイ選手でも、例えば学生なら"アマ"? 他人が認めれば"プロ"?自分で名乗れば"プロ"? アピール上手、人気があるから? さっぱり解りませ

これからどう働く? 糸井重里さんが語る「フリー」論。と、そこからの考察など。

たしか、先週の土曜日からだったと思う。この考えが、ぼくの頭から離れてくれない。真ん中にドスンと居座って、ものすごい存在感を示している。 それが、ここからご紹介する糸井重里さんが深夜にツイッターでつぶやいた「フリー」論である。まだまだ咀嚼しきれていないけれど、じぶんにとっても、どこかの誰かにとってもホントに大切なことが詰まっていると思うので、考察を加えさせていただきたいと思ったのだ。 「フリー」ということばの意味にふさわしく、まさに自由に、細分化されたいろんな働き方をえらべ

真っ白が好き。

昔から、日記みたいなものをつけるのが好きだった。最初は、担任の先生にその日あったことを報告するような内容で「めんどうくさいなぁ」と思って書いていた。ある程度書いて、ノートが1冊終わり、さて新しいノートだ。と、最初のページを開いて最初の一文字を書き始めるとき、得も言われぬ快感があったのを覚えている。その快感を早く味わいたいと思い、くだらないことでも良いのでとにかく沢山の日記を書くことにした。 小学校3年生か4年生の頃には、担任の先生が変わり、そういった提出物もなくなった。しか