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思いたった日、本日和。

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季節におすすめの本を紹介しています。※以前「暦生活のblog」サイト内にて掲載していたもののアーカイブ集(一部加筆修正を加えたもの)になります。
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#夏

本を開いて、自由な世界へ。 #小暑「しゃばけ」

本を開いて、自由な世界へ。 #小暑「しゃばけ」

こんにちは。広報室の下滝です。
日増しに冷房がないと耐えられない日が多くなり、とはいえ強い冷気には身体も冷えてしまうので、設定温度は高めにすると今度は暑い…というジレンマに苦しむ今日この頃。

気晴らしにテレビでも…とスイッチを入れると、夏の風物詩、怪談話の特集が組まれる季節ですね…。よく足を運ぶ書店でも「書店員が選んだ怖い本」など、特集コーナーが設置されていました。

暑さを忘れたり涼しくなるの

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美しい情景を見せてくれる本  #夏至「黄色い目の魚」

美しい情景を見せてくれる本 #夏至「黄色い目の魚」

こんにちは。広報室の下滝です。

関西は梅雨入りの中でも晴天が多く、中途半端に夏がきてしまったような日が続いています。
そんな中でも感じる、空気中の水分が増えているような、梅雨特有のむっとする空気。

肌にまとわりつく暑さと、冷房や扇風機で冷えていく身体とのバランスをとるのが難しく、体調を崩しがちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「梅雨バテ」という言葉をはじめて知りましたが、身体が重くて

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雨の日に思い出すひと。#芒種「死神の精度」

雨の日に思い出すひと。#芒種「死神の精度」

こんにちは。広報室の下滝です。

紫陽花が色づき、梅雨の季節がやってきました。身体にまとわりつくような蒸し暑い空気には憂鬱な気持ちになりますが、傘やレインシューズを新調してみたり、ビニール素材のおしゃれな鞄を探してみたりと雨を楽しむ気持ちでいると前向きに過ごせそうな気がします。

それに、雨の気配を感じながら雨をモチーフにした音楽を聴いたり映画を観たり。
雨音を聴きながら、雨の情景描写が美しい小説

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