気になって仕方がない
どうも西尾です。
本日の大阪の天気は晴れ・最高気温25℃の予報で(Yahoo!天気より)過ごしやすい一日ですが、最低気温は12℃と肌寒くもあります。
特に朝方はヒンヤリと肌寒く、私は半袖短パンで寝ているのですが、この朝方の肌寒さが妙に心地よく感じるのです。
さて、本日からゴールデンウィーク後半の4連休がスタートしますが、皆様いかがお過ごし予定でしょうか。
天気も良いので、絶好のお出かけ日和となりそうですね。
気になって仕方がない
洗面台の排水溝汚れ
昨夜、お風呂に入っていた時のこと。
お風呂といっても、湯船には浸からずシャワーを浴びてサッと済ます。
頭を洗い、洗顔をして、身体を洗う。
最後にシャワーを頭の天辺から足の小指の先っちょまで浴びて終わり。
一つ忘れていた。
お風呂用メガネも石鹸で洗い流す。
お風呂用メガネというのは、今までに使用していたメガネをお風呂用として使っているだけのことで、レンズに傷が入ったり、フレームの塗装が剥げたりして普段使いには向かなくなったので、お風呂用にと転用した。
お風呂に入る時までメガネをかけているのかと驚かれることも多いが、私はすこぶる目が悪いので、大袈裟かもしれないがメガネが無いと暮らしていけない。
お風呂に入った時は自分の身体を洗い終わると、メガネも軽く洗うのが日課となっている。
バスタオルで濡れた髪の毛に身体を拭く、メガネについた水滴も拭き取る。
メガネをかけて再びバスタオルを手に取り、髪の毛の水分を出来るだけ吸収する。
先日、散髪に行ってきたばかりだから髪の毛も短くなって楽である。
ちょうどその時だった。
私の目に入ったもの。
それは洗面台の排水溝の汚れ。
黒い汚れが目立つ。
いつからこんなに汚れていてのか。
思い返すと最近は排水溝の掃除をサボっていた。
知らぬ間に黒くて酷く見にくい汚れが広がっていた。
これを見てしまったが最後、気になって仕方がない。
でも、未だ髪の毛も乾かしていない。
何なら私は今は素っ裸である。
素っ裸な上に、髪の毛も乾かしていないのに排水溝掃除をするのも気が引ける。
でもこの黒い汚れをキレイさっぱり落としてやらないと気が済まない。
どうしようかと悩んだ挙げ句、先ずは服を着て髪の毛を乾かすことにした。
体が冷えてしまい腹痛にでも見舞われるとそれこそどうしようも無い。
下着を履いて、部屋着を着て、髪の毛を乾かす。
髪の毛が短いとドライヤーで乾かすのも楽であった。
乾かし終えて時間を確認すると20時半を過ぎていた。
そう言えば晩飯も未だ食べていなかった。
晩飯も食べなきゃ。
この時点で先程の排水溝汚れのことは頭から抜けてしまった。
晩飯の準備を始める。
始めると言っても作り置きした白米とおかずをレンジで温めるだけ。
レンジが唸る音を聞きながら、YouTubeで羊文学さんの曲を検索する。
羊文学さんの文学的な歌詞とメロディを耳から取り入れて、口から白米とおかずを食べる。
どっちも上手くて美味しいモノには変わりない。
晩飯を食べ終えると既に21時を過ぎていた。
食べ終えた食器を洗い終わり、部屋を見渡す。
洗面所の電気を付けっ放しにしていたことに気がついた。
電気を消そうと洗面所へと向かう。
洗面所に入り、洗面台を見て我に返る。
そうだ。
黒い汚れを対処するのだった。
完全に忘れていた。
時刻は既に21時を回っているけど、そんなの関係無い。
今この汚れを退治しなかったら、一生このままにしてそうで怖かった。
直ぐに洗剤を取り出す。
我が家ではマジックリンがあれば何でも解決する。
何でも、は言い過ぎかもしれないけど、ほぼほぼ9割の汚れはマジックリンで解決する。
スプレー容器に入った緑のマジックリンはどんな汚れでも気散らしてくれそうな強力な存在だ。
スプレー先端の止/出スイッチを回し、出に合わせて先端を排水溝に向ける。
トリガーを引くとスプレー先端からは泡状になったマジックリンの液体が勢いよく飛び出して、排水溝の黒い汚れへ戦いを挑む。
マジックリンの洗剤でありながらも、どこかクリーンな気持ちにしてくれる独特の匂いが漂い始めた。
私は使い古しの歯ブラシを手に持った。
マジックリンだけに任せるわけにはいかない。
私も援護射撃をするつもりで、歯ブラシを排水溝へと突っ込む。
うりゃー!っと歯ブラシを上下に移動させる。
ゴシゴシ。
排水溝の壁に充てがうようにして歯ブラシを移動させる。
みるみるうちに白い泡に混ざって黒い汚れが掃き出されてくるではないか。
何だか楽しくなってきた。
ある程度磨き終えると手が止まった。
昔の記憶が甦ってきた。
そうだ。
歯医者さんだ。
歯医者さんで歯を磨いたり、治療して貰った時のことを思い出した。
私も歯科衛生士さんの気持ちになって排水溝を丁寧に磨いてみた。
次に歯医者さんの気持ちになって磨いてみた。
ああ、ここに虫歯がありますな。
あちゃー、こりゃ抜かんといけませんわ。
ここは綺麗に磨いておりますな。
ほな、あの虫歯抜きましょかー。
設定は60歳前後のお爺ちゃん先生のつもりで。
そんなことを考えているうちに排水溝を磨き終わった。
最後にスポンジにマジックリンを噴射して洗面台の内側を磨いた。
全ての作業が終わった頃には洗面台はキレイさっぱり、魂が蘇ったかのような清々しい息吹を感じる。
洗面台の上の鏡を見てみる。
排水溝掃除を終えて満足気な私がそこには立っていた。
鼻の天辺にマジックリンの白い泡がついている。
いつの間にかついてしまったようだ。
それを洗い流すと鼻の天辺だけがやたらとスベスベする。
鼻の油が分解されたのだろうか。
もしやこれで鼻の油が出なくなったりしないだろうな、と少し怖くもなったけど心配は無用だった。
翌朝しっかりと出てた。
思い立ったが吉日、では無いけど気が付いた時に排水溝掃除をして良かった。
これで排水溝の汚れにも当分気にせずに生活出来そうだ。
これも掃除をサボった私が悪いんですけどね。
以上になります。
お読みいただきありがとうございました。