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【はじめに】大学入学を目指すすべての高校生とその保護者へ

「私は将来〇〇になるため,貴学を志望します」

毎年7~11月にかけて総合型選抜,学校推薦型選抜を控えた

高校3年生がよく使う決まり文句である。


この投稿を読んでくださっているみなさまに,1つ問いたい。

「大学とは,いったい何をするところなのか?」


毎年7~11月,筆者は上記の問いを必ずぶつけている。

必ずといっていいほど,次の答えが飛び交う。

  「〇〇になるために学ぶところ」

  「自分の好きな分野をより専門的に学びに行くところ」

いや,確かに,あながち間違いではない。

学校教育法第52条においても「大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授」すると述べられている。


しかし,ここ最近,高校生はもちろん,その保護者や高等学校教職員すらも

大学に対する認識が,本来の大学の在り方からズレてきている印象がある。


いや,もちろん,筆者の持つ答え「のみ」が正しいとは言わない。

上記の問いの答えは,決して1つではない。

個人の見解によって様々な答えがあることは認めている。


しかし,長年大学進学支援に携わってきた筆者にとっては,

筆者の持つ答えこそが,高校3年生が大学入試という大きな試練を乗り越え,自己実現を果たすしていくための良き答えであると確信している。



このノートでは,まず大学とは何をするところなのかに対する筆者の答えと,

大学入試(特に総合型選抜,学校推薦型選抜等)を突破するための

志望理由や自己アピールの書き方,面接での答え方,小論文の書き方,

高校生の抱える様々な悩みの事例紹介,

大学進学に携わるすべての人へのアドバイス

などを,筆者のこれまでの経験と,考え方をベースに紹介していこうと考えている。


大学入試や高校生活に対し,少しでも不安な気持ちを持っている

すべての人にぜひご一読いただき,

今後の参考にしていただければ幸いである。


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