ルナール

MTGについて気が向いたときに書くコンボ大好きおじさんです

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最近の記事

EDH《完璧な一射、タイイ・ワキーン/Taii Wakeen, Perfect Shot》

デッキ概要 サンダージャンクションには色々なジェネラル候補が出てきましたが、今回気になったのはこの1枚、《完璧な一射、タイイ・ワキーン》です。  何気ないテキストですが相当ヤバい事が書いてあります。  例えば1/1のクリーチャーが5体戦場にいる状態で《地震》をX=1で撃った場合カードを5枚引けます。10体なら10枚。EDHなら同じタフネスのクリーチャーが並ぶ事は珍しくなく恐ろしい大量ドローが狙えるワケです。しかも2マナの赤白のジェネラルで。  ということでタイイ・ワキーンを

    • EDHの"勝利"を再定義する

       EDHのデッキレベル、勝敗の決め方、特殊ルール、金額云々と色々話題に上がるのは最早日常茶飯事ではありますが、個人的にオススメしたいやり方があります。それはあなたの勝利条件を定めるというものです。  これは特殊ルールやハウスルールを新たに設ける、という話ではありません。例えば「手札を10枚以上にする」を勝利条件とした場合、手札が10枚以上になった時点でゲームが終了しあなたが勝利するワケではありません。  勝利条件を満たすと何が起こるのか、そう、あなたが満足します。  何言

      • EDH《人道に対する膿》を数えろ!

         さて、カルロフ邸殺人事件も大部分のカードが公開されましたが、その中で一際目を引いたのがこちら。  ざっくり言うと2/2トランプルに墓地・追放領域にあるウーズや同名カード分だけ+1/+1するカードという事ですね。  そしてこのカードはデッキに何枚入れても構いません。そう、それはハイランダーであるEDHでも例外ではありません。  つまり…  《人道に対する膿》を大量に追放してから唱えれば40/40トランプルで殴り勝てるのでは???(まつがん構文) デッキレシピ(ウモーリ型

        • 今年組んだEDHのデッキを振り返る

           もう2023年も終わりということで、今年組んだEDHの新作の使い心地、改善点等を踏まえつつ振り返ろうと思います。 《ジン=ギタクシアス》 詳細はデッキ記事にて。  記事のレシピと若干変わりましたが、実際回してみてまあ青単がコンボ決まるまでのんびり延命させてもらえるワケがありませんね。暴力の前ではただ死するのみ…という事で延命手段を増やしました。その分コンボ専用カードが何枚かリストラされてます。  《紛らわしい道標》は途中で追加された新カードですね、インスタントで出せる

        EDH《完璧な一射、タイイ・ワキーン/Taii Wakeen, Perfect Shot》

          EDHはどう組むべきか?に対する見解

           EDHは基本的にはパーティーゲームなので、1人が滅茶苦茶強いデッキを使って即勝利するのも1人だけ弱いデッキでゲームに参加できないのもつまらないですよね。  とはいえデッキの強さを合わせるのは難しい…というのは散々話題になっている事です。そこでどうやってデッキを組むべきかについての個人的見解をつらつらと書いていこうと思います。 デッキは強く組んだ方が良い いきなり荒れそうな書き出しですが、これには理由があります。  例えば初手がこんなハンドだったとしましょう。  邪魔され

          EDHはどう組むべきか?に対する見解

          EDH《調教師の神童、ウェイタ/Wayta,Trainer Prodigy》

          デッキ概要 「イクサラン:失われし洞窟」で新たに《調教師の神童、ウェイタ》が登場しました。まだフルスポイラーも出ていませんが色々とアイデアが湧いてきたので早速記事にしました。  要はマナとタップで格闘ができるのに加え、自クリーチャーへのダメージによって誘発する能力が倍になるという事ですね。  3マナという本体の軽さと速攻持ち、格闘はつまり除去として機能するので牽制に使えると中々優秀です。コンボに頼らなくても立ち回れる強かさがあると思います。  まあ私は無限コンボ大好きなの

          EDH《調教師の神童、ウェイタ/Wayta,Trainer Prodigy》

          EDH《3代目ドクター/The Third Doctor》+《ダン・ルイス/Dan Lewis》

          デッキ概要 ドクター・フーコラボで新たに登場した《3代目ドクター》と《ダン・ルイス》のコンパニオンデッキです。まずはそれぞれどんなカードかを見ていきましょう。  《3代目ドクター》はクリーチャーでないトークンの数だけ+1/+1修正を受けるトランプル持ちです。《ダン・ルイス》はクリーチャーでも装備品でもないアーティファクトを+1/+0修正を与える装備品に変えます。  つまり宝物などのトークンを大量に生成することで《3代目ドクター》のサイズを上げつつ《ダン・ルイス》でそれらを装

          EDH《3代目ドクター/The Third Doctor》+《ダン・ルイス/Dan Lewis》

          統率者の大釜煮込み無限コンボ仕立て

           エルドレインの森で新たに登場した《アガサの魂の大釜》ですが、はい、怪しいことしか書いてません。+1/+1カウンターを置くだけでも十分使えますが、「あなたがコントロールしていて+1/+1カウンターが置かれているすべてのクリーチャーは、アガサの魂の大釜によって追放されているすべてのクリーチャー・カードのすべての起動型能力を持つ。」というのはすさまじいです。これは色んなコンボが考えられますね。無色なので《壊死のウーズ》と違いどの統率者にも入れられるのは魅力的。  とはいえこれを使

          統率者の大釜煮込み無限コンボ仕立て

          ヴォーロで目指せハイランダー(EDH)

          クリーチャータイプをハイランダーにしよう! まず《モンスター見聞家、ヴォーロ》の能力は以下の通りです。  要するに、デッキの中のクリーチャー及びトークンのクリーチャー・タイプをハイランダー(デッキの中でそれぞれ1種類だけ)にしてしまえば、必ずコピーされます。対戦相手にも「このヴォーロデッキはクリーチャー・タイプがハイランダーだから常にコピーされるぜ!」と説明すれば済んでしまうため非常にクールですね。  とはいえクリーチャー・タイプのハイランダーってどうカードを探せば良いの

          ヴォーロで目指せハイランダー(EDH)

          考えよう、色んなデザイア

           禁止改定はまさかの《精神の願望》解禁という驚きのものでしたね。2003年7月に禁止されてから一度も使える期間が無かったため、まさかの20年目にして日の目を浴びたことになります。  しかし言われてみると確かに解禁して良いのかなという気もしますね。 4UUを出すのが意外と難しい(マナ加速は黒や赤に多いため) ストーム数と捲れ方次第では撃っても勝てない などの懸念があり、積み込み方次第で勝ち確の《最後の審判》や黒マナでキャストできる《むかつき》の方が良いのでは?という可能

          考えよう、色んなデザイア

          EDH《幽霊火の修練者、オマルティス/Omarthis, Ghostfire Initiate》

          デッキ概要 統率者マスターズの新規カードが色々と出ましたが、その中で気になったのがこの《幽霊火の修練者、オマルティス》。  エルドラージでもアーティファクトでもない無色のナーガ。ウギンの眷属か何かですかね。  デッキコンセプトとしては、「無色のクリーチャーに+1/+1カウンターが乗るとこれにも+1/+1カウンターが乗る」「これが死ぬとカウンター分予示する」という2つの能力を活かして大量に予示してライブラリーをひっくり返しコンボパーツを揃えて勝つのを想定しています。 デッ

          EDH《幽霊火の修練者、オマルティス/Omarthis, Ghostfire Initiate》

          統率者マスターから出来る無限コンボ集(EDH)

          《オンドゥの精霊の踊り手》  《オンドゥの精霊の踊り手》と《魔法の夜》で無限コピー(《魔法の夜》が出ている状態で《オンドゥの精霊の踊り手》を出すと自身に対して能力が誘発しコピー生成を任意回数繰り返す)  あとはアンタップインのマナファクトか土地を置けば無限マナ、何を出しても無限コピーなのであとは好きにやって勝てます。 《孵卵スリヴァー》  《孵卵スリヴァー》+黒1マナでキャスト出来るスリヴァー(《心鞭スリヴァー》《メタリック・スリヴァー》《変わり身ののけ者》《自在自動

          統率者マスターから出来る無限コンボ集(EDH)

          指輪物語から出来るコンボ・ネタ集(EDH・モダン・Pauper)

           新セットが出る度に「これこうやってコンボが出来るのでは…?」とか「こういうデッキが組めるのでは?」と考えていますが、折角なのでそれも記事にしてみようかなあと思います。 ※全てを網羅はしていない&実用性の無さ&ネタ被りはご了承ください。 ※勘違いが多くて何度か削除・加筆しています。 【モダン】【EDH】《南小路のロージー・コトン》  《獣群のベイロス》《小走り樫》に+1/+1カウンターを乗せればトークンを生成できます。全部モダンリーガル。  《南小路のロージー・コトン

          指輪物語から出来るコンボ・ネタ集(EDH・モダン・Pauper)

          【パウパー】天光たかり屋コンボ調整

          課題と解決 先日は《天光のたかり屋》と《格納庫のたかり屋》の無限ルーターから《炎の拳》で勝つコンボデッキをPauper版セファリッドブレックファーストとして紹介しましたが、プロキシで回しした結果、致命的な弱点が発覚。  それは《炎の拳》を撃った時に対処されると詰むということ。  通常、コンボパーツを対処されても再度コンボパーツを揃え直せばコンボは達成できます。  しかし上記コンボで《炎の拳》を撃った時点で例えば対象が除去された場合、ターンを返すしかない上にライブラリーはスカ

          【パウパー】天光たかり屋コンボ調整

          EDH《シェオルドレッド/Sheoldred》

          コンボ概要 先日《ジン=ギタクシアス》のデッキ・コンボ案を書いてみて「他の法務官でも出来るのでは?」と思い色々考えた結果、《シェオルドレッド》も中々好感触でした。  表面はCIPでトークン以外のエディクト、裏面は1章が対戦相手ごとにピン除去、2章が手札破壊&切削、3章が全生物リアニと非常に強力。  今回も変身→増殖で3章解決→また変身 のループを狙い、ついでに2章の切削で対戦相手のライブラリーを消し飛ばして勝利します。  ループに必要なのは「変身用のマナを出す」「増殖させ

          EDH《シェオルドレッド/Sheoldred》

          EDH《ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias》

          デッキ概要 機械兵団の進軍で新たに登場した《ジン=ギタクシアス》を無限に使い倒すのがテーマのデッキです。  5マナ5/5護法2に加え3マナ以上のノンクリーチャー呪文で1ドローと表面だけでも中々強いですが、今回は裏面の英雄譚に注目します。  1章は大量ドロー、2章はほぼ全生物バウンス、3章は手札のカード踏み倒しといずれも強力ですが、これらを全力で悪用して大量ドロー&踏み倒しを目指します。 デッキ構成  デッキの肝となるのは「フリースペル生物」「増殖」「クローン」の3点です。

          EDH《ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias》