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EDH《3代目ドクター/The Third Doctor》+《ダン・ルイス/Dan Lewis》

デッキ概要

 ドクター・フーコラボで新たに登場した《3代目ドクター》と《ダン・ルイス》のコンパニオンデッキです。まずはそれぞれどんなカードかを見ていきましょう。

 《3代目ドクター》はクリーチャーでないトークンの数だけ+1/+1修正を受けるトランプル持ちです。《ダン・ルイス》はクリーチャーでも装備品でもないアーティファクトを+1/+0修正を与える装備品に変えます。
 つまり宝物などのトークンを大量に生成することで《3代目ドクター》のサイズを上げつつ《ダン・ルイス》でそれらを装備させることで凄まじいパワーを叩きつけることができます。
 1+1は2じゃないぞ。オレたちは1+1で200だ。10倍だぞ10倍!

デッキ構成

 デッキは宝物だろうと手がかりだろうと食物だろうと何でも良いのでアーティファクト・トークンを大量生成することをコンセプトにしています。
 勝ち手段?でかくなったジェネラルで殴ればいいでしょう。何事も暴力で解決するのが一番だ

 汎用カードもちらほらあるので全解説はしませんが主だったシナジーカードたちを紹介していきます。

採用カードについて

大量のトークンを生み出すカード

 定番のお高いのからニッチなのまで色々あります。正直そこまで重要ではないと思うのでお財布やデッキレベルと相談しましょう。
 ただトークンを10個も20個も生成すると大変気持ち良いです。

継続してトークンを生み出すカード

 毎ターン、攻撃したとき、上陸、クリーチャーが出たとき等々条件は様々ですが長生きするほど大量のトークンを生み出せます。
 また、継続して生成するためアーティファクト全破壊に耐性がある、後出しのトークン倍増カードを生かせるといったメリットもあり、これらがトークン生成の基本となります。
 《厚顔の無法者、マグダ》は増やした宝物をサクって《年老いた骨齧り》をサーチとかもできるので非常に優秀ですし《ラシュミとラガバン》は誘発は少ないもののトークンのおかげで踏み倒せる可能性が高いです。

 また、継続してトークンを生成するカードの中には除去も兼ねるカードもあるため、これらは特に重要だと思います。オーコはクソカード

トークン生成数を増やすカード

 定番のトークン生成を更に増やすカードです。複数枚並ぶと2倍→4倍→8倍…と増えていくことも多いため、できるだけ沢山採用したいです。

トークンからマナを出すカード

 大量に出したトークンを活かす方法です。これにより展開速度を上げたりカウンターを構えやすくなります。
 特に《森の友、ジャヘイラ》と《最高工匠卿、ウルザ》はこのデッキの最重要パーツと言っても過言ではなく、《ダン・ルイス》で装備品化したトークンを自身で生み出したマナでそのまま装備させることができるようになり火力を上げやすくなります。これらをサーチするために《緊急時》と《緑の太陽の頂点》を採用しています。

追加ターン・追加コンバット

 いくら《3代目ドクター》が致死ダメージを叩き出せるといっても所詮は1ターンに1回しか殴れません。1ターンで全員倒しきる場合には追加ターンや追加コンバットといったカードを採用するのが良いと思います。
 今回は控えめに追加コンバットを2枚入れていますが、追加ターンを多めに入れればデッキレベルを上げられると思います。

その他シナジーカード

 《極楽鳥》は定番のマナ加速ですが、《ダン・ルイス》でアーティファクトトークンを装備させれば強力な飛行アタッカーになれます。《金のガチョウ》も同様で複数の使い方ができるのは非常に良いです。
 《スカイクレイブの秘宝》はよくあるマナ加速ですが、キッカーしたときのトークンも《3代目ドクター》の「クリーチャーでないトークン」に含まれるため、地味にシナジーしています。
 《サリンスの鋼探し》はモダンでも採用されている定番カードですね。トークンが出ても誘発するのはずるい。

 《煌めくドラゴン》はアーティファクトをタップすることで大量ドローでき強力なアドバンテージ源となります。呪禁がつけば飛行と合わせアタッカーとしても優秀です。
 《思考の監視者》はアーティファクトトークンが並べば親和で軽く出せ、アドバンテージになり、さらに飛行付きと非常に相性が良い。
 《つむじ風のならず者》は装備品でサイズだけは膨れ上がったクリーチャーを通すのに役に立ちます。出てくるトークンが飛行持ちなので本体が死んでも役立つのは偉いですね。

 《芸人、ベイロス・バリテル》は宝物を生成する能力持ちであり、更に《ダン・ルイス》でトークンを装備してパワーを上げればすべてのクリーチャーを使嗾することも可能です。
 《ギラプールの霊気格子》は細かい除去として機能するため、《オークの弓使い》や《フェアリーの黒幕》といったよく使われる厄介な生物を弾いたりコンボを阻害するのに役立ちます。いざとなればプレイヤーをそのまま焼き殺すことも可能。
 《ウルザの後継、カーン》は構築物生成用です。ただでかいクリーチャーを2体出すだけでも非常に偉いです。EDHでも暴力は大事。

 ドクター・フーは面白いカードが多いので色々なデッキが考えられそうですね。それでは良いEDHライフを。

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