子どもの頃は大人の怒る姿が不気味と感じていた
私が子どもの時に大人って情緒不安定だなと思っていたんです。急に怒り出して急に収まって、時には何も無かったようにケロッとして。そして、その様子が時には不気味にすら感じていたんです。
さっきまであんなに怒っていたのになぜ?こちらは気持ちの切り替え出来てないよ
っと思っていた訳なんです。大人になってから自分が子どもたちと関わったり子育てしたりで気付きましたが、
あれは全然まだ怒っていたんだな。怒っていることに区切りを付けているから妙な感じに見えていたんだな。
っと思った訳なんです。まあもちろん中にはそんなの関係無しに急にキレてケロッとしている人もいますが。だから全員が全員ではないのですけどね。この本当にいきなりキレる人が混じっているから子どもからしたら余計に気持ちの持ちようがややこしい所なんですが。
そう考えた時に難しいなあと思った訳なんです。これも全員が全員では無いにしろ少なからず私は子どもの頃に
大人が怒っていきなり静まってケロッとしている様子を不気味と思い気持ちの切り替えも出来ない
と感じた訳です。しかし、これが大人になった私は
怒ってしまったけどずっと怒っているのは良くない。気持ちを切り替えてここで終わりにしなくてはいけない。
っと感じている訳なんです。私の中で矛盾が生じている訳なんです。まあ子どもバージョンのセミ採り名人と大人バージョンのセミ採り名人なので違うのはわかっている訳ですが、
子どもの時に自分が嫌だと思っていた同じ事をするのは非常に嫌な訳なんです
これが反面教師で自分が大人になってあの時の大人たちは間違っていた〜って言えるなら楽な訳なんですが、何ともこういうことかと納得してしまう部分も有り何なら大人は怒っていたのを抑えていたんやなとしみじみしてしまう部分もある訳なんです。
かといって正解だとは思わない訳なんです。全く怒らないっと言うのも子育てでは現実的ではない訳で、ずっと怒っているというのもこれまた現実的ではない訳なんです。
そして、その子に合ったやり方があって答えは沢山あってケースバイケースだと思うんです。性別や年齢でも変わりますしね。
なんかもうイエローカードとレッドカード用意してピピーとか笛吹いた方がわかりやすくてよろしいかなとも思いました。←冗談です
正解は中々難しい問題ですしうまくやれているとも言い切れない部分もありますが、
子どもに怒っている自分が子どもから見てどう見えているかな
と考えることはとても大切なことで一番の答えでもあるのかなと思います。
大人を長く続けていると感覚が鈍ってしまう部分がありますが、自分も子どもだったという初心を忘れずにたまには思い返していかなくてはと思います。
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