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ナチスが拡大した理由 教科書に書いてあるのは連合国の洗脳

よく教科書で、「ヒトラーのせいで史上最悪の第二次世界大戦が起こってしまった」(もしくは日本)と思わせている文献が山ほどあるんですが、それは史実を知ると全く違うことが分かります。

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本当は連合国の血も涙もない処置をしたことによって発生してしまったのですが、「歴史は勝者が紡ぐもの」

連合国に洗脳され、戦前行った行為を悔いて罪悪感にかられるものが多いこと多いこと。

前は日本版を書きましたが、次はドイツ版を書きます。

それではどうぞ。

1914年7月28日、第一次世界大戦が始まりました。

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多大な犠牲を払いつつも連合国が何とか勝利しました。

その講和会議(ウェルサイユ条約)で連合国(とくにアメリカ、イギリス、フランス)が欲に目が眩みます。

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その講和会議で敗戦国が呼ばれないという普通ではありえないことが起こりました。                                     自分たちで決めたことを勝手に敗戦国に押し付けようとするためです。

ではその内容を見ていきましょう。

【賠償金】

1320億マルク(金4731kg)

歴史の中で人類が掘り当てた金の量は17tですが、この金4731kgという数値がいかに非常識か分かるかもしれません。

実際にドイツはこの賠償金は完遂してません。

【領土】

・ドイツの持っていた植民地は全部剝奪

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(フランス)

・アルザス・ロレーヌはフランス領に                                             ・ザールは35年間フランスに統治させ、期限が切れたら住民投票でドイツ領かフランス領か決める                               ・ライン左岸は5~15年間フランスに統治させ、順次ドイツに返す              ・ライン右岸は非武装地帯にする

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(ベルギー)

・オイペン・マルディは住民投票で決める(ベルギーが圧力をかけ無理やりベルギー領にした) 

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(ポーランド)

・ポーランド回路はポーランド領にダンッイヒは国連管理都市に                 ・シュレジエン東部はポーランド領に

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(チェコスロヴァキア)

・ズデーデンはチェコスロヴァキア領に

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(デンマーク)

・シュレスヴィヒ北部はデンマーク領に

【国内権利】

・オーストリアと併合してはならない

・陸軍10万人以下                                ・海軍10万t以下                                   ・空軍全面禁止                                   ・兵器輸入禁止                                      ・毒ガス・戦車・戦艦・空母製造禁止

以上がウェルサイユ条約の内容になります。

無題

これだけではありません。

ドイツは敗戦国として国際社会から低い地位とされました。                    それを象徴することが、ベルリンでイギリス人はドイツ人のお尻を叩いてもいいという訳の分からない約束ことが出来てしまいます。

どうでしょうか?

王朝を廃止し、軍事も制限され、海外植民地も全て剥奪され、勝手に自分の領土を減らされ、他国との併合も禁止され、国際社会からは低い地位にされ、1320億マルクという超々々高額賠償金も課せられる。

ドイツ人から見れば地獄以外の何物でもありません。

そんな辛い状況でヒトラーが育つのも当たり前です。                     もはや第二次世界大戦が起きた理由がどちらにあるか明確に分かります。

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こんな感じに、起こった理由を表面化で判断してはなりません。          なぜそういう行動を行ったかを考えるかが歴史を学ぶ上で大事なことになるのです。

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