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日本ベッドを語ろう

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日本ベッドは昔ながらの「宣伝下手」。「よき製品はよき宣伝也」、よいものをつくっていれば自然に皆さまに伝わると信じて長年マットレスをつくって参りました。でもこれからは、少しずつ自分… もっと読む
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2023年2月の記事一覧

ご存知ですか?マットレスの「ローテーション」

ご存知ですか?マットレスの「ローテーション」

皆さま、お使いのマットレスの向きを、入れ替えたことがおありでしょうか。
日本ベッドでは、マットレスのローテーションをおすすめしています。

ローテーション、つまり「回転させること」「交替すること」。
マットレスの前後(頭の方と、足の方)、表裏(上にして使っていた面、下になっていた面)をひっくり返すことをいいます。

ホテル業界では当たり前のように行われている作業ですが、一般のご家庭で、まめにやって

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日本ベッドのマットレス 4つのポイント:その3「まっすぐなテープエッジ」

日本ベッドのマットレス 4つのポイント:その3「まっすぐなテープエッジ」

日本ベッドのマットレス製造法、三つめの特徴は「まっすぐなテープエッジ」です。

point3:まっすぐなテープエッジ

日本ベッドのマットレスは、ふちがまっすぐです。

といっても、今時、ふちがうねうねと波打っているような頼りないつくりのマットレスはそうそうありません。たいていのマットレスは皆、きちんとしっかりした姿で綺麗に売り場に並んでいます。まっすぐ仕上がっているからというだけではあまり自慢に

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日本ベッドの歴史(2):初期のカタログ ─1920年代から1930年代─

日本ベッドの歴史(2):初期のカタログ ─1920年代から1930年代─

日本ベッドの創業者 宇佐見竹治は、若い頃、帝国ホテルのページボーイとして働いていました。 この経験は竹治に「快適な睡眠」の重要性を意識させるきっかけとなります。

帝国ホテル時代に英語を習得し、能力を生かして商社マンとしてイギリスへ渡った竹治。
日本では見られなかった「ベッドで眠る」ライフスタイルに感銘を受け、帰国すると早速、寝具の商いに取り組みました。
日本ベッドのマットレスメーカーとしての歴

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日本ベッドの歴史(1):創業前夜

日本ベッドの歴史(1):創業前夜

宇佐見竹治、創業前年に秩父宮殿下の白馬買付に

下の写真は、日本ベッドの創業者 宇佐見竹治が、創業の前年である1925年(大正14年)に、秩父宮殿下の白馬買付に随行申し上げたときのものです。

その頃、宇佐見竹治は商社マンとして英国に赴任していました。
英国赴任の裏には、竹治の向上心と弛みない努力がありました。

竹治が語学習得に励んだ帝国ホテル時代

明治末期、創業者の宇佐見竹治は、帝国ホテルに

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日本ベッドのマットレス 4つのポイント:その4「千鳥組みのポケットコイル」

日本ベッドのマットレス 4つのポイント:その4「千鳥組みのポケットコイル」

日本ベッドのシルキーポケットマットレスシリーズには、ポケットコイルが「千鳥組み」の形で組み入れられています。

point4:千鳥組みのポケットコイル

前回、日本ベッドのマットレスはふちがまっすぐです、とご紹介しました。

ところが、中を見てみると、シルキーポケットマットレスのポケットコイルは、単純にまっすぐ並んでいるわけではありません。蜂の巣のように交互に並ぶ「ハニカム配列(千鳥組み)」になっ

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