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にがいよもぎ
2021年1月24日 16:21
気が付いていたら書いていた。詩、とはっきりは言えない。詩のようなもの、でいい。日記だと思ってもらっても構わない。「わたしはあの日、」様々なあの日の記憶が蘇ってくる。わたし自身のあの日。しかし、全てのあの日は「わたしだけ」の日々ではなく、必ず誰かが、何かが共に在った。はっきりとした言葉にはならない、できない、何か、何者か。無理やり葬ったものでもあり、傍観してきたものでも
2020年8月6日 11:31
わたしはあの日、たしかに青空に向けて一匹の子羊を放ちましたわたしはあの日、たしかに放たれた子羊がかつて駆けていた麦畑に立ち地平線に向けて 歩き出しましたわたしはあの日、たしかに地平線を跨いで地に降り立った虹の根源を探しはじめましたわたしはあの日、たしかに辿り着いた虹の地点が暗闇に飲まれていくさまを 見届けましたわたしはあの日、たしかに暗闇に映されたオリオン座