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お湯が沸くのを待ちながら

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お湯が沸くのを待つ間にも読める超絶短編小説集 思いつくまま書いた話をUPしていきます。 何かを待っている、ほんの隙間に読んでくれると嬉しみ。
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#恋愛

超短篇小説13 "失恋"

超短篇小説13 "失恋"

"あなたのことはもう好きじゃない!"

先週、彼女にそう言われ振られてしまった私。

振られた後2、3日は仕事に手がつかなかったが、流石にもう慣れてきた。

ある休日に私は街をぶらついていると元彼女が男と腕を組んで歩いていた。

その時に私は察した、この男に彼女が盗られてしまったと、、、、

しかし、ひとつだけ負に落ちないことがある。
今、元彼女が腕を組んでいる男は顔は自分より悪く、服装も汚くて金

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超短篇小説2 "秘密"

超短篇小説2 "秘密"

俺はとある平凡な高校生。
勿論、年ごろなので好きな人もいる。

好きな人は大人しい地味な女の子だが密かに男人気のあり手が届きそうで届かないそんな女の子。

そんなある日の登校時、
俺の好きな女の子が河川敷の地面から出てきた。

俺の好きな人は"地底人"だった。

その日の放課後、彼女の親友の女から校舎裏へ呼び出された。
その親友の後ろには俺の好きな女の子もいる。

俺の好きな女の子は下を向き震

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