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超短篇小説2 "秘密"

俺はとある平凡な高校生。
勿論、年ごろなので好きな人もいる。

好きな人は大人しい地味な女の子だが密かに男人気のあり手が届きそうで届かないそんな女の子。  

そんなある日の登校時、
俺の好きな女の子が河川敷の地面から出てきた。

俺の好きな人は"地底人"だった。


その日の放課後、彼女の親友の女から校舎裏へ呼び出された。
その親友の後ろには俺の好きな女の子もいる。

俺の好きな女の子は下を向き震えながら小声でこう言った。  

「このことは誰にも言わないで、、、」と

俺は勿論こう言った。
「言わないよ」と  

すると彼女は
「ありがとう。でも気持ち悪いよね地底人なんて、、、」と言った。  

俺は彼女に好かれるためこう言った。

「全然気持ち悪くないよ!宇宙人っていうなら気持ち悪いかも知れないけど地底人って広い意味で言えば地球人じゃあないか!」

すると彼女は

「最低!!」と平手打ちしてきた。  

その隣で彼女の親友が涙を流しながら俯いていた。  

緑色の涙を流していた。

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