離婚後に思い立って、ニューヨークとイタリアのフィレンチェの大学で、ファッションデザインを学びました。
20歳くらい若いクラスメート達と、課題の山に追われた大学生活、不慣れな海外生…
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#エッセイ
New York - 初めて稼いだ米ドル
2000年の5月26日、3年半の大学生活を終えて、私は無事 F.I.T. (Fashion Institute of Technology / SUNY=ニューヨーク州立ファッション工科大学) を卒業した。
卒業の安堵感も一瞬の事で、1日も早く仕事を探さなければならなかった。しかも、アルバイト的なものではなく、正社員としてのポジションを。
学生ヴィザから Optional Practical
Design Drawing - NY ファッション大学へ入学する決め手(?)
私が、ニューヨークの大学、F.I.T. (*)で、ファッション・デザインを、ゼロから勉強しようと決めたのは、1996年。
*Fashion Institute of Technology, State University of New York = ニューヨーク州立ファッション工科大学
ファッション / アート系大学入学にへ向けての、大きな準備は2つ
1. TOEFLの獲得点数の為の英語の勉強
『好きな事』が見つからない
進路。何を学ぶか。生涯を掛けられるもの。一生の仕事。こういう事を考えてゆく時、『好きな事』を決めたり、選んだりするのは、本当に難しいと、心底思う。
正反対の人もいる。素直に『これだ!』って言える人達は恵まれていると思うし、羨ましいとも思う。その動機だったり、経緯だったりを見聞きしていると、こちらまで気持ちよくなって来る程に、『スコーン!』と心に響いてくる。
『これだ!』は後からやって来ることも