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はじめまして、sizimaです。 よろしくお願いします。 好きなものの話とかしたいです。とんでもなく不定期更新。 フォローイイネされたら喜ぶよ. ̫ .

最近の記事

機械書房読書会感想戦「会社員の哲学」柿内正午

4月21日に機械書房で開催された柿内正午「会社員の哲学」の感想レポです。 全然関係ないことも書きます。 家を出ると、雨が降っていた。せっかく新品の厚底でクソ重い8ホールのドクターマーチンと高級ジーンズを下ろしたのに。玄関にあった謎のカラフルな猫の傘を手に取り、出発する。会社員になって、自分の好きな服を買えて、贅沢だなと思う。会社員という無駄な収入が無ければ必要じゃないものは買わなかっただろう。最近は金を持つことに対して懐疑的で、消費やら投資やらが多い。 神保町で降りる。機

    • 思い出みたいな人

      思い出みたいな人がいる。若い頃の記憶が詰まった、一緒に居ると一瞬であの頃に戻れるような人。そういう人を大切にしたいなと思う。 酸いも苦いも詰まった記憶を付かず離れずの距離感で保って、生きていく。会いすぎても崩れてしまうし、一生会う機会なんて来ないような気もする。けれどそれぐらいで良いのだと思う。

      • 友人と本と美術館と旅のススメ

        久々に会った友人へ勧めたものの備忘録。 本に哲学系が多いのは、まあ考えの足掛かりになるかなと思ったのもある。まあそれ以上に自分が読んで面白いと思ったのだけど。読みやすいもの多めのつもりだけど、難しい内容もあるとは思う。まあ無理せず気が向いたら読んでくれ。 おすすめ度を星としてつけておく。 多分勧め忘れたものも書く。 本篇 ‪☆5「会社員の哲学」柿内正午 まあ、口頭でもおすすめした通り、如何に手を抜いて、力を抜いて、労力を使わずに働くべきかということをロジカルに書いている。

        • 美術館レポ#1「アーティゾン美術館 - ここへきてやむに止まれぬサンサシオン」と家長むぎの話

          言葉の響きが美しかった。ここへきてやむに止まれぬサンサシオン。この言葉だけで満足させるような、素晴らしい展示だということがわかるような、パワーを持っている。 はっきり言ってその言葉に満足しすぎて、行く気が起きなかった。たまたま見ていたVTuberがこの美術館を勧めていなかったら行っていなかったと思う。まあそんな訳で少しだけVTuberの話から。 家長むぎ にじさんじ所属のVTuber。多分割とVTuberの中でも古株だけど若い。美術や哲学、現代小説に詳しい。かしこい。

        機械書房読書会感想戦「会社員の哲学」柿内正午

          移動日記#10

          書くということから離れていた。幾分、精神に異常をきたしたり、変化があったから仕方ない部分もある。まあ代わりに読むということをしていたので良い。 仕事の環境が変わり、勤務時間が少し増え、残業が常態化した。思っていたよりしんどくないのでまあ別にいいかという気持ちと仕事をするために生きている訳では無いから辞めようという気持ちで満ちている。 何が自身の身を救うのだろうな。知識か、表現か、金か、愛か。まあ同時に何も救わないのだと知っている気がする。別にそれでいいのだということも。

          移動日記#10

          移動日記#9「書き物」

          案の定書いていない。まあ、いくつか草稿はあるのだが、人様に見せれるようなものじゃないというか、見せたくないというか。 それにしても、ものを書くというのはしんどいなと思う。多分、義務に近いからだと思う。 日記は日々を記すものだから、継続性が求められる。話のネタを考えたり、思い出したり、作り、書き出す。まだ、日記の型を見つけられていないからぐちゃぐちゃと考えたままアウトプットされる。 眼高手低。それを良しとしたいものだが、どうしても億劫になる。だらだらと草稿ばかりが長くなり、積

          移動日記#9「書き物」

          移動日記#8「何故働くのか」

          しんどい。別に人生でしんどくなかったことなど多くはない気もするが、しんどい。人間関係や労働、睡眠など小さな不協和の組み合わせで、耐え難いストレスが積み上げられている気がする。少しずつ、紐解いていこうと思う。 今回はタイトルにもある通り、何故働くのかということである。労働をしている人の多くは、お金のためな気がするが、今回は働く軸を三点あげようと思う。「お金」「やりがい」「社会性」これらに当てはまらないとすれば、ある程度のマイノリティであると思うので今回は弾く。 まずはお金。

          移動日記#8「何故働くのか」

          移動日記#7「美術館」

          一番好きな美術館は国立西洋美術館の常設展だと思う。普通の人よりは多く美術館に行ったと思うが、一番落ち着くのはあの場所だった。人が多いのは嫌いだが、無人の美術館というのはそれはそれで落ち着かない。だからあそこなのだと思う。まあそれは、置いておいて。 今日は国立新美術館に来た。正直言ってあまり好きでは無い。美術館自身が美術品であると言っているようだから。静謐な美術館の方が良い。それでも美術館に行くのは疲れているからだろう。都心で存在意義を証明して、魂を浄化するいくつかの方法であ

          移動日記#7「美術館」

          移動日記#6「荷物の話」

          みんな、どのくらいの荷物を持っているのだろうか。うんざりするほど重い荷物に辟易したことは無いだろうか。というわけで最近の鞄事情について語っていこうと思う。 学生時代は、リュック至上主義だった。基本的に荷物が多く、重いので選択肢は必然的にリュックだった。また、アルバイトと学校、家という拠点が多かったのも荷物を運ぶ機会が多かった理由だろう。この辺は仕方ないなと思う。 コロナ禍でカバンを持つことが減って以来、カバンの縮小ブームが来る。外に出てするのは、最低限の時間、最低限の行為

          移動日記#6「荷物の話」

          移動日記#5

          五回目にして、また睡眠の話を書く。まあ睡眠に悩まされてきた人生なので仕方ない節も大いにある。まあ、悩みと共にポップな話もしたいのでポケモンスリープの話でもしよう。 ポケモンというコンテンツが好きだ。世界観を考えた人に脱帽する。世界中で人気があり、かっこよくも可愛くもあり、継続性もあるので老若男女に人気がある。そういったコンテンツが現実に寄ってきているなと思う。今までは私たちが近付いて、ゲームをしたり、アニメを見たりしていた。それが、ポケモンGOの誕生で日常の移動にポケモンと

          移動日記#5

          移動日記#4

          最適な移動(通勤)時間の話をしよう。 多分私は通勤時間が長い方だと思う。大体片道一時間半、往復で約三時間の時間をほぼ毎日移動している。通学はもう少し長く、片道二時間はかからない程度であった。そんな私が思う最適な移動時間はどれくらいかという話をしよう。 まず初めに、通勤時間は短ければ短いほどいいのかという疑問である。これはそうでもないと思う。いくつかメリットを挙げると何かを始める前の切り替えの区切りになる、計画性をもって行動する、あまりにも短いとそれはそれで億劫などある程度通

          移動日記#4

          移動日記#3

          金曜日だったので、仕事帰りの勢いそのままメキシコ展に行った。ゆっくりと回るほどの時間は無かったがそれはそれで良かった。テスカトリポカが見たかっただけなので。 もちろん佐藤究の影響を受けている。同一名の小説『テスカトリポカ』を読んでからテスカトリポカのティトラカワン(我らは彼らの奴隷)である。 まあしかし古代の巨大な文明というのは魅力的なものである。現代文明に生きるものとしては何百年もの過去に文明があることすら信じられないものである。百年前には携帯すらないというのに、私は携

          移動日記#3

          移動日記#2

          今日は眠い。本当はいつも眠い。お盆休みは文字通り寝てる間に終わってしまった。元々12時間ぐらい毎日寝たいのだが、飲んでいた薬が合わなかったのかお盆の間は18時間ぐらい寝ていた。それだけ寝ると、生活ができない。起きて、食事を摂って、だらだらと過ごし眠るというサイクルに入る。それの良い点は金を使わないということぐらいだろう。無駄にしたという感覚の方が大きい。 そして、お盆明けがしんどい。睡眠サイクルが乱れに乱れているので眠れない。眠れたと思ったら中途半端時間に目が覚める。余計に

          移動日記#2

          移動日記#1

          書き物の練習がてら移動中に日記をつけることにした。それほど続くこともないだろうし三日坊主なので不定期に更新していくと思われる。 さて、本題。通勤中いつもの道を通っていると警官が道に通行止めを作っていた。テープで二車線の裏道を封じていたが何があったのだろうか。直前にバイクが一台通って行ったのでそこまで緊急ではなく、バイクぐらいは通れるが人は通さない方が良いとなると何が思いつくだろうか。土砂崩れやガス漏れぐらいしか思いつかない。まあ答えを知る訳では無いので謎は謎のままなのだが、

          移動日記#1

          救われない詩

          世の中に出ていきたい。けれど、世界は怖い。 いっそ時が止まってしまえばいいのにと思うほどに。 明日が来るのが怖い。今が怖い。そういった日々を誰か救ってくれないか、と心の中で叫びながら立ち尽くしている。 一歩、家から踏み出すことが怖い。 世界は可能性に満ちているから。 本当は家の中も怖い。けど外に比べれば、少しだけ可能性が充填されていない。 このドアの向こうの景色を、私は知り尽くしていない。 どうせ死ぬなら誰かと死にたい。誰かのために死にたい。なにか理由を持って死にたい。

          救われない詩

          揺らぎF

          君は揺らぎを知っているか。 特定の波長で物体が揺らぐ。 オブジェクトに変化を齎す。 まあまあ、そう難しく考えなくてもいい。 理による波の話でもあるが、それが全てという訳でもない。 例えば、物体を認識する。 それが、紅くて丸いものだったとしよう。 それを君が齧る。 それが揺らぎというものだ。 紅くて丸ければなんでもいい。 けれど君は大方トマトやら林檎を想像する。 それは太陽かもしれないし、ビー玉かもしれない。 想像の範疇、ある種人間は都合がいい。 言語に関わらず、認識、物体は揺