移動日記#3
金曜日だったので、仕事帰りの勢いそのままメキシコ展に行った。ゆっくりと回るほどの時間は無かったがそれはそれで良かった。テスカトリポカが見たかっただけなので。
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もちろん佐藤究の影響を受けている。同一名の小説『テスカトリポカ』を読んでからテスカトリポカのティトラカワン(我らは彼らの奴隷)である。
まあしかし古代の巨大な文明というのは魅力的なものである。現代文明に生きるものとしては何百年もの過去に文明があることすら信じられないものである。百年前には携帯すらないというのに、私は携帯無しでは生きれないのだから。
石像や彫刻の数々は想像力を豊かにさせるね。自分自身にそういう技術があったらどう生活してたのだろうか。石を削り、信仰になり、飯を食い、何百年後、遠い異国の地でそれが見られる。ロマンの塊みたいな話だ。
展示の数や構成もちょうどよく飽きずに回れた。まあ時間も時間だし人が少なくてよかったね。東博は大人の遊びが効いている感じがするので、今度はゆっくりと回りたいものだ。
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