移動日記#8「何故働くのか」

しんどい。別に人生でしんどくなかったことなど多くはない気もするが、しんどい。人間関係や労働、睡眠など小さな不協和の組み合わせで、耐え難いストレスが積み上げられている気がする。少しずつ、紐解いていこうと思う。

今回はタイトルにもある通り、何故働くのかということである。労働をしている人の多くは、お金のためな気がするが、今回は働く軸を三点あげようと思う。「お金」「やりがい」「社会性」これらに当てはまらないとすれば、ある程度のマイノリティであると思うので今回は弾く。

まずはお金。多分これがメインの理由の人が多い。生活費、貯金、趣味など自分の益のための対価として時間や労働力を売る。真っ当で、最も労働にこだわれる理由だと思う。お金はやりがいや社会性と違って主に労働でしか手に入らない。

次にやりがい。社会性に少し似ている。必要にされているという感覚に沼りがち。自分がいなければいけないと思い込むので個人的にはあまり良くない。(メンタル強めの人ならOK)npoとか社長とかになった方が社会にとって良いとは思う。

最後に社会性。これが私が働く唯一の理由。一般性と言い替えてもいい。多分これが理由で働く人は人間が向いていない。理由がないも同義だから、実質奴隷なのでしんどい。才能やスキルがあるなら会社を選んだり、フリーランスで働くべきなのだろうなと思う。

というわけである。まあ実際お金を理由に働くのは正しいと思うが、理解し難い部分も大きい。衣食住に困らない程度稼げればいいと思っているし、趣味に月何万も使う人の気持ちも分からない。割り切った考え方で言えば月に一桁万円で生活できるならその余剰に稼いだ金は無駄ということである。もちろん将来なんて想定していないが、それほど無気力な人間に考えさせるだけ無駄だろう。

ところで、なぜ労働は辛く、嫌なのか。時間的拘束やその仕事が好きじゃないという部分がベースにある。じゃあ時間的拘束を排除し、仕事単体(対価を抜きに)をトータルで見て好きや楽しいという要素が嫌い、嫌だという部分を超えれば、それは良い暇つぶしになるのではないか。そんなの当たり前だろと思うだろうがなぜそうしないのだろうか。色々と不安定さがあり高出力ではないが今の時代PC一個で働けるのだから非現実的ではない。そういうコミュニティがあっても不思議では無いし、そういうコミュニティが作れればなと思う。(どこかに続く)

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