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『糖尿病の治し方』12-1 ごはん問答

 
 
食事時、糖質制限の情報を知っていたので、「ごはん250gは
多いんだよなぁ…」と思っていた。
 
 
私自身、ガリッガリにやせていたので食べなければいけないと
いうのも分かるんだけれども。
(ここらへんどうするべきだったのかは未だによく分からない)
 
 
 
できればあまり白ごはんをたくさん食べたくないし、
かといって量を減らそうとすると、以前のO森先生から待ったを
かけられたし。(先生のいうことも一理ある)
 
 
いやでも、白ごはん250gも食べてたら確実に血糖値上がって
インスリンの注射する単位が増えるし。(増えてるし)
 
 
 
どうしたものかとダメ元で看護師さんに聞いてみたら、
「ごはんを食べられないなら残してください」といわれた。
 
 
 
(え………???)となった。(°Д° ノノ ???
 
 
 
どうやら病院の設定上、『ごはんの量は減らせないけど残すのは可』
ということらしい。(どうなのコレ……?)
 
 
病院内の糖尿病食事療法はカロリー制限食の『炭水化物(白ごはん)は
食事の60%しっかり食べる』がデフォルトなので、そこから外れがち
な私は話がかみ合わなくて困った経験をすることがよくあったんだけれ
ども。
 
 
糖尿病患者はいろいろいるので、もうちょっと柔軟に対応してほしい。
 
病院側にもいろいろあるのかもしれないが。
 
 
 
 
ここらへんの対応が、私の病院生活において、何だか始終ちぐはぐだった。
 
 
看護師さんに責任(決定権)があるわけではないので、仕方のないこと
なのかもしれない。(問題のあることなんだけれども…)
 
かといって、決定権のある主治医の先生は忙しいし、どうしたもんだか…。
(私が病院内で感じた、どうにもならない点だった。 よくやってくれてたので、病院側を責める気はないが…)
 
 
 
まあとにかく体力も徐々に戻りつつあるし、白ごはんを1/3ほど残す
ことで、『病院内プチ糖質制限食』を実現したのだった。
(ごはんが廃棄されてもったいないけど、いってられない)
 
コレに気がついたのは退院数日前だった。;
 
 
外国では病院でも糖質制限食が選択可だったりするのに、日本の病院では
まだそういうのがほとんどない。
 
 
現状をふまえれば、患者の側でいろいろ工夫をする必要があるということ
なのかもしれない。
ーーーーーー
注意補足:この頃の私は、『病院側が支持するカロリー制限食よりも、
血糖値を上げない糖質制限食の方がいいんっじゃない?』と思っていました。
 
ーーーが、後で分かることなんだけれども、糖質制限食には糖質制限食で、
いろいろと問題があるということを知るのでした。
(特に厳しい目の糖質制限食。 場合によっては致命的な問題を抱えている
場合もあると、今となっては思っています)
 
このように、食事療法一つをとって見ても、糖尿病対応というものは
一筋縄ではいかない、複雑なものがあるということが分かってもらえるかと
思います。
ーーーーーー
 
 
つまり、
『何が最善なのかは、その時々の場合による』
ということを私は学んだのだった。
 
病院側に、自分のことを丸投げにするのではなくて。
 
 
 
失敗を重ねながら、自分にとってのベストアンサーをかみ分ける能力を
身につける必要があったのだと思う。
 
 
 
初見でそれを見極めろというのは、ちょっと酷かもしれないが。
 
 
 
いやしかし、本当のところはそういうことなのだと思う。
 
 
 
事前にもっとよく説明シテクレといいたい。
 
 
 
 
 
誰に…? 病院側に? 看護師さんに? 主治医の先生に…?
 
 
 
どのようであれ、『自力が大事』なのだ。 後、情報。
 
無知なままでは詰んでしまうので、常に必要な情報を仕入れましょう。
 
それが生き残る秘訣なのです。( ↑ ここらへん重要!)

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