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『糖尿病の治し方』13-1 脱インスリン注射(1)

 
 
 
そこから、インスリンを打つ単位を減らす方法を模索する日々が
始まった。 とにかく血糖値を下げなければ話にならない。
  
まず、おはぎやおまんじゅうなどの和菓子の類はもう絶対に
食べないようにした。
 
サツマ芋やジャガ芋も、でんぷんの固まりなので、できるだけ
避けるようにする。
 
代わりにこんにゃくを代用するようにした。
こんにゃくのでんぷんは人体に消化できないものなので、
糖質オフだといっていいらしい。
 
 
食事も、蒸し煮にした葉野菜(主にキャベツとブロッコリー)を
先に食べ、主食のごはんは最後に食べるようにする。
 
そうすれば血糖値の急激な上昇を抑えられるらしい。
 
 
 
そして運動。 自転車はあまり疲れないし、血糖値もそんなに
下がらない。 歩くのも時間がかかるので無理。
 
ランニングは、足のウラの血管が圧迫されて赤血球が壊れるらしい。
空気も外は悪いのでやめておくことにした。
 
 
 
どうしたものかと悩んだあげく、行きついたのがイスを使わない
スクワットだった。
 
再退院後、しばらくイスを使ってスクワットをしていたんだけれど、
 
「イスなしでよくないか?」と思うようになり、食後か食前に
必ず80回、『一食食べたら80回スクワットをする』のが
日課になった。
 
 
血糖値を計ってインスリンを打ちつつも、糖質制限食の発想を
取り入れ、玄米ごはんを食べる量を少なめに減らすことで
どんどんインスリンを打つ単位を減らしていった。
 
 
      ーーー(続きます)ーーー

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