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全身女優モエコ 第四部 第二十九回:大人のおもちゃ

 モエコは我々を無視して完全に自分の世界に入っていた。私は彼女を我に返らせようと何度も声をかけたが、自分に完全に酔って生意気と何度も連呼するモエコには私の声は全く届かなかった。私は三添に対して申し訳なく思い彼女に謝ったが、三添はその私に向かって笑顔でこう言った。

「いえ頭を下げてもらわなくて結構よ。私失礼します」

 私は楽屋の外で深く頭を下げて改めてモエコの無礼を詫びた。

「わざわざ尋ねてくださったのに、本当に申し訳ありません。それもこれもマネージャーの私が至らぬせいです。もっと私がモエコをちゃんと教育しておけばあんな無礼な真似はさせなかったのに」

「いえ、私は何とも思ってませんから何度も謝らなくて結構ですわ。大体あなたに火山さんみたいなエキセントリックな子を躾けるなんてそもそも無理でしょ?」

「お恥ずかしいですが、その通りです」と私は答えたが、その時ふと先程のスタジオの一件を思い出しそれも謝っておこうと思った。この件はモエコが直接しでかした事ではないが、やはりモエコが全ての原因になっている事なのだ。それにと私は考えた。恐らく三添は海老島達からモエコを守ってくれたのではないか。彼女は今こうして楽屋にまできてくれたように、モエコを非常に評価してくれている。そのモエコを守るために三添はあれほど激しく海老島たちを叱ったのではないか。いや、そうではないかもしれない。しかしあの三人は三添に怒鳴りつけられてあの場から立ち去った。結果的に三添によってモエコは救われた。私は彼女にスタジオの件への感謝の気持ちを伝えようとも思った。

「あの三添先生、モエコのせいで撮影が止まってしまい申し訳ありませんでした。これも私の至らなかったせいでありまして。それとあの時三添先生が海老島先生方に注意なさってくださった事にも感謝します。あれでモエコは……」

「あなた何を勘違いしているの?」と三添は急に険しい顔になって言った。私はその凄みに息が止まりそうになった。しかし三添はすぐに笑顔に戻り、私に向かって言った。

「あの、ここではっきり言っておきますけど、私がスタジオで海老島たちを怒鳴りつけてやったのは、純粋にあの三人のせいで撮影が止まってしまったことへの怒りのせいよ。別に火山さんを守るために三人を怒鳴りつけたわけじゃないわ。むしろ逆よ。私は火山さんに一番頭に来ていたのよ。これはみっともなくてあまり口にすべきことじゃないけど、私とエリカちゃんは火山さんのせいで出番を減らされたのよ。だけどそれだけじゃないの。私ね、年甲斐もなく火山さんに対して嫉妬したのよ。だってこの私を無視して大の男が三人揃って火山さんに鼻の下を伸ばしてるじゃないですか?勿論私はただの姥桜ですよ。でもね、女のプライドってものがあるでしょ?なのにあの三人は私の前で堂々とそんな態度を見せた。呆れますよ、海老島なんか私と一時期男女の関係になっていながら」

 私は三添の話を聞いて驚愕した。まさかいきなりこんな事実を打ち明けられるとは思わなかった。私がびっくりして止まっていると三添は軽く笑って大昔のことよと言って再び話を始めた。

「私ホントに自分でも恥ずかしいぐらい火山さんに腹が立ったの。この泥棒猫、私から仕事も女の誇りも奪ってからにって。もう腹が立っていても立ってもいられなくなって、それでお局様みたいに彼女をいぢめてやろうって思って、こちらに来たの。人の仕事脇から奪って楽しいかい?女郎の真似事して男をたらし込んでって自分でも愚かしくなるぐらい酷い言葉を彼女に投げつけてやろうと思ったの。でも、いざ彼女にあったらそんな事言う気が完全に失せたわ。だってあの子私に怯えるどころか、却って負けまいとして物凄い顔で睨んでくるじゃない。彼女のまっすぐ過ぎる顔を見てたら自分がいかにくだらない妄念に取り憑かれていたかわかったの。火山さんってホントに強いわね。あんなまっすぐな子っていないわ」

 私はこの大女優のモエコに対する言葉を聞いて、彼女もまたモエコを自分と同じように見ているのかと思って嬉しくなった。私は三添に感謝の気持ちを伝えようとしたが、その時彼女は再び厳しい顔で私にこう忠告してきた。

「あのね、海老島たちの事だけどなんだけど、あの三人が私に叱られたぐらいで簡単に火山さんから引くとは思わないでね。特に海老島。あの男の性格は私が一番よく知っているんだから。アイツは女を籠絡するためならありとあらゆる手を使ってくるわ。あとの二人も簡単に諦めるような人間じゃない。それとあなたも見たでしょ?大勢の人たちが詰めかけていたのを。あれはきっとみんな火山さんを見に来たのよ。恐らく先日火山さんが演じたベッドシーンの評判を聞いて。ここまで言ったら私が何を言いたいかわかるでしょ?多分あの連中は今頃総出で山川さんに詰めかけて台本を書き直させるよう説得している所よ。ああ!芸能界ってホントに汚い所ね。五十年近くこの世界にいて身に染みて感じるわ。で、あなた。もし山川さんがあの三人との濡れ場を追加した台本を持ってきたらどうするの?山川さんを舐めちゃダメよ。私はあの人を竹梅で脚本家やってた頃から知ってるけど、追い詰められた時には必ずとんでもない台本を書いてくるの」

「それは勿論断りますよ。いや、こんな事言ったって自分一人じゃどうにもできないことはわかっているんです。だけどあの肝心な時にいつも役立たずの社長にも今回は絶対に出てもらってプロデューサーとかを説得してもらってですね、なんとしてもベッドシーンだけは阻止したいと思います。でなければモエコは完全に大人のおもちゃになってしまう」

「でも、もしその濡れ場入りの台本を火山さんが気に入ったらどうするの?あの子の性格だったら多分率先して引き受けるんじゃないかしら?」

 三添はモエコの性格を完全に見抜いていた。モエコはいつでも役に体当たりの全身女優だ。ベッドシーン満載の台本でもモエコの望んだものだったら私の忠告を振り切ってでも彼女は是非とも演りたがるだろう。

「いやそれでも私は断って見せます。たとえ彼女が演りたいと私を殴り喚いても」

「勇ましい言葉ね。だけど多分それを証明しなきゃいけない時がいずれくるわ。だってあの山川さんが書いているんですもの。あの人は映画会社の助監督やってた頃から知ってるけどピンチにすごく強いの。却って奮起してとんでもない台本を書いてくるのよ。もしかしたらその台本が火山さんの代表作になるものだったとしても、あなたは彼女を止められるの?」

 鋭すぎる問いだった。モエコのせいかくだったら絶対に私を半殺しにしてでもやると言い張るはずだ。だが、それは止めなければいけない。いくら台本の出来栄えが良くても、いくらモエコが演りたいと私を殴り喚いても!今度こそ止めなければならない。それは彼女の……。私は三添に向かって言った。

「何としても止めて見せます。モエコの未来のためですから」

 三添は私の言葉を聞いて微笑んだ。

「なるほどあなたは本気で止めるつもりなのね。私には頑張って頂戴としか言えないわ。私はあの子に出番を奪われているわけだし、助ける義理なんかまるでないしその力もないわ。大体この問題はあなた方、いや火山さん本人の問題だしね。私としては無事に乗り越えてくれることを祈るわ。あっ、長居してごめんなさいね。じゃあまたスタジオで。火山さんにもよろしく伝えておいて」

 こう言って三添薫は私たちの元から去っていった。私は彼女が最後に言った事について考えた。彼女は私にはモエコが止められないと思っているのだ。だがそれでも私は彼女をこれ以上辱めさせはしないと決意を固めた。ああ!モエコよ!二度とお前に屈辱的な真似はさせない。名作だ、代表作だなどと甘言を弄して誘惑してくる連中からお前を死ぬ気で守ってやる。私はモエコと自分にそう固く誓った。そのモエコは楽屋の中でまだ私は生意気女優火山モエコだと吠えていた。


 そうして解散から二時間が過ぎた頃、ようやくスタッフが私たちを呼びにやってきた。スタッフの話によると結局台本は元のままで撮影を行うそうだ。私はとりあえずの危機が去った事に心底ホッとした。散々押してる撮影の中、今更台本なんぞ変えていたら放送に間に合わなくなってしまう。確かに台本が書き直されたらモエコの出番は増えるだろう。しかしそれはベッドシーン満載のとんでもない代物なのだ。私は現実的に考えて撮影スタッフがプロデューサーに向かってスケジュール的に無理だと反対したものだと考えた。

 そうして撮影は再開された。海老島を始めとした三豚も出てきたが、三人とも待っている間モエコの下に寄ってこず目すらこちらに向けることはなかった。やはり先ほどの三添の大喝が聞いたのだろうか。私は三人があの大喝で自分の恥ずべき欲望を捨て素直にモエコをあきらめてくれることを願った。三添も現れてこちらに軽く会釈してくれた。先程から三豚の一人南狭一のマネージャーである木達磨政子が南にベッタリと寄り添いながら時々モエコを物凄い顔で睨んでいた。彼女は南の企みをどう思っているのか。先ほどの一件で全て明らかになったはずだが、こちらに確認に気配はない。先程大勢いたテレビ局の幹部や、スポンサーの上層部の連中は現れたなかった。私はこれを見てやはり収録は元の台本で行われる。ベッドシーンは全てなくなった。これで全て解決したとホッと一息ついた。三日月エリカはスタッフの話ではとっくにスタジオから出て行ったらしい。いつまでも撮影が始まらないのに怒っての事だそうだ。彼女の分は翌日別撮りになるという。モエコはこれを聞くといかにも呆れたといった感じで大口を開けて言った。

「まぁ、なんて女なの!モエコたちが最高の演技をするためにこのクソ寒い中を懸命に耐えて待っているのに、あの子は待つことも出来ないの?呆れた子供ね!あんなガキはさっさとクビにでもすればいいのよ!アイツの役はこのモエコが全部引き受けるから!モエコが杉本愛美と上代のお嬢様の二役をやるなんて素敵じゃない?そしたら上代のお嬢様の役の名前をモエコに変えてやるわ!モエコ、三日月の下の名前なんて役名でも呼びたくないの!」

 こんな戯言を喚くモエコをスタッフは当然無視して撮影は始まった。先ほどあれほど揉めたにも関わらず意外にもすんなり進んだ。やはりみな芸能界に長くいる人間だけあってちょっとやそっとのトラブルは慣れているのだろう。あの三豚たちも鼻を伸ばし切った豚の汚名を返上するかのように演技に集中していた。モエコもまた同じであった。登場人物が一堂に会する場面では後日別撮りする三日月を挿れるために間の取り方に注意が必要だったが、それも驚くほど自然にこなした。まるでいないはずの三日月が実際にいて台詞を喋っているように思わせるほどの見事な間の取り方だった。

 その時、後ろから誰かが私の肩を叩いた。セットでのモエコたちの演技を見ていた私は突然の事に驚いて後ろを振り返った。するとそこにはニヤケ面のプロデューサーが立っていた。

「猪狩ちゃ〜ん。今話あるんだけど来れる?大事な話があるんだよねぇ〜。みんな待ってるからさぁ〜」

 私は悪寒と共に全てを察した。ああ!コイツらは全く諦めていなかったのだ。大事な話ってのは間違いなく台本の事だろう。山川はスタジオで無理だと三豚相手にブチ切れたにも関わらず三添の言う例のとんでもない台本を書いてきたのだ。急に体が震えてきた。急転直下ってのがどんなものか見に染みてわかった。私はプロデューサーに誰が来ているのか尋ねた。

「う〜んと。まずうちの上司ね。それとスポンサーの皆さんかな。あとは……キミんとこの鶴亀社長だよ。さっき呼んだんだけどもうすぐ来るかな?さっ、猪狩ちゃん早く行こ。モエコちゃんにはスタッフからちゃんと言っておくからさぁ〜」

 私はスタジオを出てプロデューサーに案内されるままに館内を歩いた。だが足がどうしても進まない。体の震えはますます酷くなり病気と錯覚してしまうほどだ。プロデューサーは私の顔をのぞいていかにも心配げな顔をして「猪狩ちゃん、顔青いよ。もしかして熱ある?熱の時は当番組のスポンサーCMのボヴァリンあげるから言ってねぇ〜」と殺してやりたいことを言ってくる。テレビ局の幹部やスポンサーの連中が来る。そしてあの鶴亀も。私は鶴亀が来る事に僅かな希望を持った。奴がいくら極悪人でも自分の事務所のタレントがおもちゃにされるなんて耐え難いはずだ。その時プロデューサーの足が止まった。どうやらこの先の部屋に連中が雁首揃えて待っているらしい。ドアの上に会議室の札がかけられていた。私はこの木目に墨焼きされた会議室の厳しい札を見て身震いがした。だが、入らねばならぬ。入って連中からモエコを守らねばならぬ。私はドアを開けたプロデューサーに促されて部屋の中に入った。

 中に入るとプロデューサーがやけに腰を低くくして私を席まで案内した。周りは席まで歩きながら座っている連中を確認したが、どうやら鶴亀はまだきていないらしい。

「猪狩ちゃん。ここに座って。今お茶持ってくるからさぁ。とりあえず鶴亀さんはもう少ししたら来るみたいだよ。あっ、なんか欲しいもんある?猪狩ちゃん、今日は車だっけ?じゃあ酒出せないなぁ。いや?それでも一杯ぐらいやってく?欲しいものがあったらなんでもやるから言ってよ」

 私が席についた途端テレビ局の幹部とスポンサーの幹部と思わしき連中が一斉に立ち上がって挨拶してきた。私はこの丁重なもてなしぶりはなんだと戸惑っていると、すぐさまプロデューサーが喋り出した。

「皆さん、この人が火山モエコさんのマネージャーの猪狩鎭安君です。いいですか?チンポ君じゃなくてシズヤスくんですよ」

 プロデューサーがこう言った途端、このお偉方は一斉に笑い出した。私はこの生まれてから延々言われてきたいぢりがこれほど屈辱的に思えた事はなかった。ああ!この豚どもめ!人の事をバカにしくさりやがって!チンポ以下の顔をしているくせに!

「ささ、皆さんお座りになって下さい。あっ、猪狩君も座って!君はこの大事な会議の主役なんだから。後は鶴亀さんですね。皆さんもうしばらくお待ちください。すぐに来るとの事ですので」

 私は席に座って周りを見た。私の隣に一つ席が空いているがこれは鶴亀の席なのだろう。テーブルの上には何も置かれていなかった。今プロデューサーが飲食は自由に頼んでいいと言ったが、誰もそのようなものは頼んでいない。それどころかテーブルの上にはコップや灰皿の類さえ置かれていなかった。連中は一様に全員顰めっ面をして何かを待っているようだ。それは何か。もう考えるまでもなかった。答えはもう決まっている。それはモエコのベッドシーンを大量に追加した新しい台本だ。

 それから私たちは鶴亀を待った。こうして誰かを待つ時間というのはひたすら長く感じる。人は気分次第で時間をいくらでも引き延ばしてしまうからだ。多分目の前のお偉方も遅いなどと苛立っているに違いない。私はスタジオで収録中のモエコを思った。彼女は三添の言う通り新しい台本が納得のいくものだったらあの三豚とのベッドシーンを演じるだろう。だが彼女はまだ何も知らなすぎるのだ。芸能界も、そして人生についても。なんたってモエコはまだ十七歳の女の子なのだ。何も知らない少女が純真無垢な理想のために文字通り裸で突っ込んで自分の全てを破壊してしまう姿など見たくはない。モエコはベッドシーンで処女を捨てた。迫真の演技を得るために自分の体を犠牲にしたのだ。もうそんな事はさせはしない。私はスタジオのモエコに改めて誓った。その時だった。ノックとスタッフの失礼しますの声と共に久しく会っていなかったあの男、つまり鶴亀事務所社長の鶴亀満五郎が現れたのである。

 鶴亀はいつものように着物姿で杖をついて現れた。小柄だが元はそれなりに名を馳せた極道だった男の威圧感はかなりのものがあった。

「ああ!お待ちしていましたよ鶴亀社長、さっこちらへどうぞ。席は猪狩君の隣ですよ!」

「なんや、チンポの隣かい。てっきり上席やと思っとったわ」

「またそんなわがまま言ってぇ〜、社長私を胃癌で殺したいんですかぁ〜」

「絶対死なん顔してよう言うわ。あっ、皆さん今夜は火山モエコのために集まってくれはってありがとございますぅ〜。私が鶴亀事務所の社長の鶴亀満五郎です。どうかおおきに」

 鶴亀が皆の前で深く一礼するとその場にいた連中は一斉に立ち上がって挨拶をした。私もまた立ち上がってとりあえず挨拶をしたが、正直に言ってこうしてノコノコやってきたこの男に背中を踏んで蹴り飛ばしたいぐらいの腹立ちを感じた。

「久しぶりやな」と隣にきた鶴亀が声をかけてきた。

「さっきキャバレーの姉ちゃんとよろしくやってた時にいきなり電話かかってきたんや。ワイちょうど発車する時に電話の音鳴ったからびっくりして腹上死するかと思ったわ。で、モエコがどないしたんや。こんなぎょうさん人集まって。またなんかするんか?言うてみい」

「私にも分かりませんよ」私は鶴亀の下卑た口調に耐えられず、思わず突っぱねた。この部屋に詰めかけているテレビ局の幹部とスポンサーの連中を見てこの男も気づいているはずだ。奴らがモエコに何をしたいかを。

「ああ!皆さん揃いましたね!じゃあ、緊急で作成した次回分の台本を皆様に配ります!とはいえあまりに緊急なので活字では印刷出来ませんでした!次回分の収録は明後日になりますので正式な台本は明日に間に合うよう巻いて巻いてネルネル巻いて印刷します!とりあえず今回は先日発売されたSHARP製の複写機で刷った手書きの台本を皆さんにお配りします!では今からうちのスタッフがお配りします」

 プロデューサーの話が終わると同時に何人かのスタッフが出てきて台本をテーブルに置き周り始めた。いかにも緊急で作りましたといった感じの藁半紙の乱雑にホチキス止めされた代物だった。私はこの藁半紙のインクの匂いの鼻につく台本を開く事を恐れた。だが読まなくてはならないのだ。あたりには安い藁半紙の紙を捲る音だけが響いている。もうみんな台本を読み始めているのだ。私は勇気を出して台本を捲った。

 私は読み終えた途端怒りのあまり思わず台本を前に心の中で思いっきり叫んだ。

「なんだこれは!これじゃまるでモエコが大人のおもちゃになったみたいじゃねえか!」

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