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東雲そら
2020年10月3日 18:32
何も持ち合わせていない頃僕は無邪気に笑えていた何気ない日々の鮮やかさを無意識に嗜んでいた何かを見つけようと木々の隙間や流れる雲あらゆるものに目を見張り何も見つけられなかったと笑い過ごした可笑しいかな移動距離が限られたあの頃見つめたものは綺麗なものばかり #空 #日記 #詩 #ポエム #自由詩 #言葉 #距離
2020年10月8日 20:42
うたた寝から目覚めて思い出したのは君の横顔ある時までは見慣れたその横顔ある時を最後に見たその横顔恋や愛を疎ましく思っていた僕に溶けるような優しさ壊れることのない強さ教えたくれたのは君の微笑教えてくれたのは君の美声目が覚めたよ、中途半端な時間に目が覚めても、忘れえぬ君の姿形ああどうしよう、どうにかしよう有り余った思いやりや想像力は誰のため?行き場のないそれらを塞
2020年10月25日 17:28
君が世界の代名詞だった頃僕は痛みを和らげるように君を抱きしめた過去も心痛も何もかも忘却のかなたへ押し流せたと信じていた君が世界の一部に変わった瞬間僕は痛みを思い出した 激しい痛みだ過去も心痛も何もかも徐々に表面化して思い出したううん、君のおかげだね君が誤魔化してくれたんだよね君がそばにいてくれたから痛さを痛みに感じなかったんだようやく痛みとして再認識したけれど
2020年10月21日 19:47
真夜中今日も同じ夢を見た淡色の髪色にシャープな輪郭あとは何だろう夕焼けに染まってあと少しで映えるトワイライト ギリギリで目が覚めるあの人は男だろうかあの人は女だろうかあの人はって誰とも知らないけど不思議と懐かしい感じがした今まで出会った誰かの現在?これから出会う誰かの過去?夢には不思議な魔力があるように思う懐かしい感覚は今日もまた不意に優しく襲
2020年10月21日 00:04
季節が巡るありきたりな書き出しから綴るね当然のように地面に降り積もる落ち葉を見ることが堪え難いなって約束されたように散って木枯らしに攫われるんだねああ、いつから心変わりしたの嘘をつくとき唇に触れるそのしぐさだから怖いんだ秋という季節は実りを終えたら手を振ってバイバイ頭を振ってバイバイたゆたう心の動き不変を嫌うのはケースバイケース変化には犠牲がつきものだ
2020年10月14日 23:37
星を想うあの星は一体誰の生まれ変わり非科学的で笑ってしまう誰でもない ただそこに居るだけそれが最もらしいはずでしょう例えば夢破れたとき例えば失恋したときその思いは空に還るのだろうかそれとも土に還るのだろうかどこに行き着くまでもなく見えないそれを抱える人それこそ星の数ほどいるでしょう君の抱えた想いは君が抱きしめた想いは過去にならない今でさえ君を君