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#子育て
まだ数年しか生きていないんだよね
子ども達がどんどん大きくなるにつれ、どこか「こども」だということを忘れそうになることがある。
いや、もちろん子どもは子どもだし、大人だと思って見ているなんてことはないのだけど。それでもどこか、「もう、ずいぶん大きくなったのだから」という目で見ることが増えた。
もう大きくなったのだから、これくらいわかるだろう。
もう大きくなったのだから、こんな失敗はしないだろう。
確かに彼らはできることもだい
もう決して戻らない時間
「大変なのは今だけ。子どもなんて、すーぐ大きくなっちゃうんだから」
そんな話を幾度となく聞き続け、気づけば上の子はもうすぐ8歳になる。残念ながら、いまだに大変なのは終わらない。まぁ、大体のことは一人でできるようになったので、赤ちゃんの頃の「大変だ」とはまた違った意味合いなのだけど。
ビデオカメラの充電がてら、過去の録画を見返してみた。今では毎日走って家に帰ってきて、たまに転んで膝小僧にすり傷を
8年目、ようやく「かわいい」
今年、わたしは母親になって8年目だ。未熟すぎる親としてスタートを切り、今ようやく子ども達のことを本気で「かわいい」と感じている。
もちろん、赤ちゃんの頃からかわいかった。
触れるだけで折れてしまいそうな体、暗闇の中できょろきょろと動く瞳、ゴミをぎゅっと握って離さない握りこぶし、初めて見せたにっこり笑顔、視界からわたしが消えると途端に泣き出す姿、意味があるのかないのか謎すぎる喃語、初めて発した意