見出し画像

個別最適な学びについて考える(52)ー堀田龍也・笹原克彦(2002)デジタルカメラから始める情報教育の授業ーから

おはようございます!
早いことでもう3月ですね!2024年も6分の1が終わってしまいました。
これが早いと感じるか遅いと感じるかは人それぞれなんだと思いますが,自分は早すぎるという感覚です…。
それでも時間はどんどん過ぎていくので進んでいくしかないですね。笑
頑張っていきましょう!

最近は2000年代の本をよく読んでいますが,デジタル関係のものが学校現場に広く普及しているのが,この時代のためよく本が出ています。
今回はデジタルカメラ!今の時代でいったら端末にカメラがついています。
そんなカメラを使ってどのような実践ができるのか一緒に考えていけたらと思います。

本日は「堀田龍也・笹原克彦(2002)デジタルカメラから始める情報教育の授業.明治図書,東京」です。早速読んでいきましょう!

デジタルカメラでの毎日のスピーチー写真を見せて、分かりやすく話そうー
<ポイント>
〇短い時間のなかで、伝えたいことを分かりやすく話す技能を身に付けるため、継続的な学習を行う。
〇伝えたいことを効果的に表現するためにデジタルカメラでどのような写真を撮影するとよいかを継続的に学習する。
〇スピーチを録音し、自分の話を振り返ることで、話す力を育成する。

堀田龍也・笹原克彦(2002)デジタルカメラから始める情報教育の授業.明治図書,東京

これは1つの実践例です。
表現力の育成と話す力の育成を兼ね備えた実践になります。
毎日,帰りの会で一人が発表をするといった形で進めています。
日々の中で少しずつ,情報活用能力を育てていこうという試みだと考えられます。

写真の撮り方一つでも表現の仕方は関わってきます。そんなことも継続的に行う中で養っていきたいですね!
ひとこと日記のように写真と言葉でまとめていくという(Twitterのような)工夫もしていくとさらに現代寄りになっていくのかなと考えました。

そして目標には

1.本実践の目標
子どもたちがメディアを道具として使いこなすまでには、道具に慣れ親しみ、利用場面を体感するような継続的な活用が不可欠である。わたしたち教師は、ややもすると最初にメディアの特性を生かすことばかりに目が向いてしまい、実際に子どもたちのなかで道具として認識されるまでの過程をないがしろにしてしまいがちである。

堀田龍也・笹原克彦(2002)デジタルカメラから始める情報教育の授業.明治図書,東京

この内容はすごい刺さるものがあります。

端末を使おう使おうとして,子どもたちが慣れ親しむ過程をないがしろにしてしまってはいないでしょうか…。

自分は教育実習中にこの手のミスがありました。
慣れ親しんだ後には,もっと色んな端末の活用の仕方を子どもたちは考えると思うので,グッと慣れ親しむ過程を教師も楽しんでいきたいですね!
また,継続的に取り組めるような工夫をしていきたいですね!

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!