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自己紹介(35歳、母、アアルト大学院生🇫🇮、元公務員)
こんにちは、上田 楠菜子(うえだ ななこ)です。
1988年に富山県富山市で生まれました(現在35歳)。富山中部高校を卒業後、富山大学芸術文化学部にてデザインを学び、在学中にフィンランドへ1年間の交換留学にいきました。大学卒業後は富山市役所初の行政(商業デザイン)という職種で採用され、12年間勤めました。
市役所のデザイン採用職員として働く傍ら、プライベートで挑戦した世界ポスタートリエンナーレ
私とフィンランド03 | 妄想との再会
修行の旅に出ず、すっかり故郷のまちに落ち着いて暮らしている、物語が始まらないバージョンのキキになった私は、フィンランドに留学したいという気持ちは静かに胸の奥に仕舞い込んだものの、結婚後も相変わらずフィンランド熱をこじらせていました。当然食器はイッタラやアラビアを集め、フィンランドに関する書籍を片端から買い、意識せずともフィンランドに関するニュースは全てチェックしていました。
元々家具デザインの勉
私とフィンランド01 |フィンランド熱発症
私が初めてフィンランドに行ったのは、今から15年前の2008年8月、20歳の時でした。搭乗したエールフランス機の中で、未知の世界に飛び込み、自分の人生が変わっていく予感にワクワクが止まらず、窓の外に延々と続くシベリアの大地を眺めながら胸をときめかせていたことを昨日のことのように覚えています。
交換留学先はヘルシンキから北東へ100kmほどのラハティという街にあるラハティ応用科学大学のデザイン学部