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「かえでぃ」

子どもの言語化について考えさせられる事象がある。

私は妊娠前からあるアイドルのファンであった。彼女の愛称が「かえでぃー」で、よくDVDを見たり、彼女についての思いを自然と日常会話で夫に語っていたと思う。

そして、、、子どもが生まれ、言葉を話すようになったのだが、ママやパパ、ご飯など通常使う言葉に紛れて「かえでぃ」と発するようになった。

なんで!?一度も教えたこともないのに。

どんな時、どんな文脈で、その言葉を使うか私なりに分析した結果、娘にとってどうやら「かえでぃ」という言葉の意味が「アイドル」に近いということが分かった。

かわいいもの、キラキラしたものに「かえでぃ」と娘は発している気がする。

例えばプリキュアの絵柄のスプーンを見た時、かわいい女の子が描かれたアニメのポスターを見た時、モーニング娘。のCDを流した時、Twitterなどでアイドルの女の子の写真を流し見た時も「かえでぃ!」と教えてくれたりする。

私が話す「かえでぃー」という話すシーンの繰り返しで、子どもはおそらく学習し、「アイドル」の概念=「かえでぃ」と認識したのだろうなと推察する。

このヘンテコな事象はまだ直らない。娘はどんな時「かえでぃ」というのかまた観察してみよう。そしていつか言わなくなるのかなぁ。

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