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nanakinanashino
2020年10月31日 15:35
肩に落ちた羽砂塵に削られ行く色赤い目の鬼枯れない涙と波と波の間の幸福沈まない月は欠ける月が見てる僕を見てる陽の光を見た日向を影が覆いくる宵闇の中 探る手には何も触れない月が見てる僕を見てるそれでも僕らは日向を探して歩く君の匂いのする方へ
2020年10月8日 21:31
艶やかに溢れるそれは色を撒き夏の夜の花火のように弾け咲く彼岸花かの色彩を揺らめかせ 揺蕩わせ褪せんとする散り逝くその刻まで葉も無きその詞迷いなく逝くだろうチリチリと火花散らし燃え揺る黄金の色その身の絶える時 ふわりゆらゆら確かにそれは放たれる