艶やかに溢れるそれは色を撒き
夏の夜の花火のように弾け咲く

彼岸花

かの色彩を
揺らめかせ 揺蕩わせ
褪せんとする
散り逝くその刻まで

葉も無きその詞
迷いなく逝くだろう

チリチリと火花散らし
燃え揺る黄金の色

その身の絶える時 ふわりゆらゆら

確かにそれは放たれる

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