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日本人なら絶対行って欲しいハワイ

ハワイといえば、憧れの海外旅行先!という方も多いのでは?

ビーチリゾートで、キラキラしてるイメージのハワイ。

昨年お仕事で行かせていただきました。ありがたや。

今回はキラキラしてないハワイの話をします。


で、せっかくハワイに来たら、ハワイだからこその体験をしたい!と思いませんか?

私はとにかくその場所ならではに結構こだわる。

なんでかって、海が綺麗だけなら沖縄&鹿児島離島。

パンケーキ美味しいだけなら代官山・お台場。

日本ってスペックが高すぎて、日本で十分満足できちゃうんだよねっ考えるタイプ。

もう、日本に引きこもる人の発想。

もちろん、なんだかんだ言いながら海綺麗!ってテンション上がったし

パンケーキうんまい!!ってバクバク食べたけどね(笑)


そんな私が初ハワイで外せないと思ったのが、パールハーバー!

そう、真珠湾。

戦艦ミズーリを生で見てきました。

戦艦ミズーリの甲板は無条件降伏の調印式が行われた場所です。

日本が戦争で負けたという現実を突きつけられた場所。

つまり戦争が終わった場所。

そして、ふと目線を動かすとアリゾナが沈んでいる場所が見えます。

このアリゾナ、日本が真珠湾攻撃で沈めたものなんです。

そして、真珠湾攻撃で戦争が本格化したことを思うと、ここはまさに始まりと終わりの場所。

なんともいえない気分になりました。


そして、もっと心乱された場所がデッキにありました。

それは、小さな凹み。

日本の神風特攻隊が1機突撃した場所なのだそうです。

その飛行機に乗っていた日本人の遺体を、ミズーリの乗組員の方は手厚く弔ってくださったのだとか。

戦争中、自分たちを攻撃してきた憎い敵に対してそこまでできる心の広さに感動しました。


第二次世界大戦とアメリカを考える時に、広島出身の私と切っても切り離せないのは原爆投下。

過去には原爆を投下した元アメリカ兵が広島を訪れ、被爆者に対して私は悪くないと発言したニュースを見て、とてもやりきれない気持ちになりました。

戦争ってどちらか一方だけが悪いってことはないと思うし、謝る必要はなかったかもしれない、でも自分が傷つけた人を目の前に「私は悪くない」と発言する必要はないんじゃない?

あなたはさらに被爆者を傷つけるために来日したの?と憤りを感じました。

それ以降、どうしても負のイメージがつきまとっていたのですが、当時のミズーリの乗組員さんの話を聞いて、やっぱり国とか思想で一括りにしてしまうのではなく、個々として認識することの大切さを感じました。


キラキラしたハワイ。これからハイシーズンを迎えます。

ぜひちょっとでも見てみたいなと思ったら、少し足を伸ばして真珠湾も訪れてみてください。

きっとガイドブックに載っていない、ハワイがそこにあります。




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