Nami Kubota|あなたの波と共に生きるコーチ

美術館でのアート鑑賞を入口とした内観プログラム「アートリトリート」主催|プロコーチ(米…

Nami Kubota|あなたの波と共に生きるコーチ

美術館でのアート鑑賞を入口とした内観プログラム「アートリトリート」主催|プロコーチ(米国CTI認定CPCC)|組織と人のコンサルタント|MBA(グロービス経営大学院卒業)

最近の記事

ビジネス切り口で知り合った人「なみちゃん、最近アートの人になったね〜」 アート切り口で知り合った人「なみさんって、ロジカルなところあるんですね」 人生に一貫性はなくていい。ない方が、彩りが増す。

    • 2023振り返り②「感」

      今年のもう一つの漢字は、「感」。 やはり、アートについてです。 今年観に行った展示や美術館を数えたら、 51箇所でした。 アートリトリート当日や複数回行った展示を加えたら、 60近くになります。 間違いなく、アートに取り憑かれた1年でした。 なぜ、アートをこんなに観に行くのか。 全っ然、分かりません。 ただ、色んなアートメディアや雑誌で 情報をとにかく調べて、追っかけて。 行きたいところにとにかく行きました。 私にとって、アートはもはや日常で、 ビジネスの方が、

      • 2023振り返り①  「体」

        気づいたら、 今年があと3日になってました笑 振り返りを書いておきたいと思います。 自分の中で、今年の漢字が2つあります。 一つは「体」。 2018年以降、毎年学びの場に投資を続けてきました。 3年間がグロービス。2年間がCTI。 さすがに今年は一回、新たな学びを得に行くのは 止めようと思っていましたが、 蓋を開ければ、学ぶ対象が「技(MBA)」→ 「心(コーアクティブコーチング)」→ 「体」に変わっただけでした。 きっかけは、去年末に自宅で仕事をしていたら 突然右

        • 【コーチの自己探究】 「怒り」よ、ありがとう。

          コーアクティブの礎に乗ってコーチングする時、 私は、俗に言う”ネガティブ”に分類される感情に 焦点を充てるのが好きだ。 悲しい。寂しい。憎い。怒り。恐怖。 なぜかというと、そういった感情は、 セッションだからこそ丁寧に扱えるからだ。 そして、それらの感情が出ているのは、 クライアントさんの願いや価値観がみえてくる 一つのサインだと思うからだ。 日常をこなそうと生きるとき、 人はそれらに蓋をしてしまいがちだ。 それも「生きる」ということであるから 間違いではないが、”

        ビジネス切り口で知り合った人「なみちゃん、最近アートの人になったね〜」 アート切り口で知り合った人「なみさんって、ロジカルなところあるんですね」 人生に一貫性はなくていい。ない方が、彩りが増す。

          私が楽しめば、きっと事業になっていく

          アートリトリートを知る方が少しずつ増え、 「事業化するの?」「事業化できそうなの?」という質問をいただくようになりました。 アートリトリートとは私が主催している、 美術館でのアート鑑賞を入り口とした 「対話型内観プログラム」です。 経緯や想いをこちらに綴ってます。 ぜひご一読を^^ 一応経営大学院も卒業している私としては、 向き合わざるを得ない問いです笑 そして今、私がその問いを聞いて感じるのは 「社会に価値を届けるなら、 "事業"という形が望ましい」という、 自分や

          私が楽しめば、きっと事業になっていく

          【ヒロシマの旅】原爆ドームの衝撃とアートリトリート

          その建物を見た瞬間、自分の内側がドンと押された。 何かが、ズズズと突き上げてきた。 原爆ドームは、これまでの人生にない衝撃を 私に与えてくれた。 原爆ドーム。一生に一度、行きたかった場所。 小学生の時。社会の教科書に出てきたとき、 「いつか行かなければ」という想いを持ったのは忘れない。 遅すぎたかな、とも思ったけれど、あれほどの重圧を感じるなら、 この年まで成熟を重ねなければ、受け止めきれなかったとも思う。 思えば、広島市に足を踏み入れた時も、 これまで行った地域と

          【ヒロシマの旅】原爆ドームの衝撃とアートリトリート

          【コーチの自己探究】誕生日に寄せて

          干支の第4周期目に入りました。 以前の誕生日の投稿は、目標や、 その1年で何をやったかを書いていました。 今年は、私に起こった変化を書こうと思います。 ①「予定」が減った グロービスに通い、その後CTIでコーチングを学んでいた頃、 「休日」という概念はありませんでした。 土日は午前中、午後、夜の3コマ。平日は夜の1コマ。 google カレンダーが2か月先まで埋まっていることが当たり前でした。 その時期に自分が得たものはとてつもなく大きい。 だからこそ、今の自分

          【コーチの自己探究】誕生日に寄せて

          【行ってみた】21_21 DESIGN SIGHT企画展「Materials, or」

          よかった。とにかくよかった。 テーマとそれに紐づくメッセージ、 アーティストそれぞれの想い。 たくさんたくさん、受け取れる展示でした。 詳細はこちら。場所は六本木。 ミッドタウンを抜けた先のオアシスです。 作品をいくつか通して、体験を振り返ります。 はい。いかがでしたか? 最近やっと、「身体性」が何かが少しわかってきました。 今回のマテリアルたちと、素材たちとの対話で さらに深く刻まれました。 10月、この展示で「アートリトリート」を予定しています。 詳細はまた

          【行ってみた】21_21 DESIGN SIGHT企画展「Materials, or」

          【行ってみた】TOPコレクション「セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」@東京都写真美術館

          金曜日の夜、仕事の帰りに 東京都写真美術館へ。 20時までやってるの、 とってもありがたいのです。 鑑賞したのは、収蔵展の 「セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」 特に響いた写真たちのご紹介です。 7/9㈰までなので、 もし気になった方はお早めに! こんな感じでした^^ 同時開催の企画展は写真NGだったけど、 こっちもとても良かった! 写真に馴染みのない人も、比較しながら 楽しめると思うのでオススメです。ぜひ☺️

          【行ってみた】TOPコレクション「セレンディピティ 日常のなかの予期せぬ素敵な発見」@東京都写真美術館

          【行ってみた】高橋龍太郎コレクション「ARTdeチャチャチャ」@WHAT MUSEUM

          天王洲アイルにあるWHAT MUSEUMに 初めて行きました。 ARTでチャチャチャという、 なんともふざけたタイトルに好奇心! ここからは、私が特に気に入った作品たちです。 本当は写真撮影禁止の像が一番のお気に入り (お気に入りどころの騒ぎではない笑)なのですが ぜひとも、現地でご堪能いただきたいです…! 全体性で包んでくれる、女神がいました。 他にもまだまだ、心が鳴る作品がありました。 お昼は、徒歩3分ほどのWHAT CAFEで あいがけカレー。本格的! ラ

          【行ってみた】高橋龍太郎コレクション「ARTdeチャチャチャ」@WHAT MUSEUM

          【コーチの自己探究】全体性を回復しても、バラ色の未来は訪れない

          昨日は午後から、 ほとんど機能しなくなってしまった。 昔は台風が来たら、 (本当に不謹慎極まりないが) 「危機」にワクワクする自分がいたのに、 大雨と気圧の激流とで身体が動かず、 頭痛や重怠さがまあ酷かった。 全体性を取り戻すこと。 私には思考以外に、感情があり、 身体があり、感覚があること。 それらが外の世界と繋がっていて、 外の世界と自分との境界は曖昧であること。 私は、大いなる何かの一部であること。 それを自認して以降、具体的には コーアクティブコーチングの

          【コーチの自己探究】全体性を回復しても、バラ色の未来は訪れない

          【行ってみた】森美術館開館20周年記念展「ワールドクラスルーム」

          5/20、「ワールドクラスルーム」行きました。 結論、アートのアミューズメントパーク!! みたいで、楽しかった。 けど、とにかく作品がぎっしりで、疲れた。笑 余白がほしかった… (森美術館は展示室広いから、割といつも そうだけども) 現代アートを国語、算数、理科、社会といった 教科別にキュレーションするという斬新な切り口 面白い!どんな空間だろう? そんな期待で、もりびに向かったのでした。 ここから、8セクションに分かれて順次、 セクションのテーマと作品群が出てきます

          【行ってみた】森美術館開館20周年記念展「ワールドクラスルーム」

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅③】弘前れんが倉庫美術館と国際芸術センター青森に行ってみた

          三日目。 7時過ぎに起床。朝ご飯はバイキング。 津軽地方の郷土料理が中心の和なご飯。 価格以上に豪華。すじこ納豆が美味しかった。 そしてここでも、フルーツはりんご。 チェックアウトし、川沿いを歩いて約20分。 弘前れんが倉庫美術館に到着。 弘前城を見に行こうか一瞬迷ったけど、 思ったより歩きそうだったから断念。 そういえばさくらまつりだったけど、 八重桜以外はほぼ葉っぱ。 温暖化が進んでいる。 その時代に私たちは生きている。 弘前は他にも素敵な建築の建物があった

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅③】弘前れんが倉庫美術館と国際芸術センター青森に行ってみた

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅②】十和田市現代美術館と青森県立美術館に行ってみた

          二日目。 7時過ぎに起床。朝ごはんは和定食。 卵を目玉焼きにしてくれた。 美味しいとご飯を食べすぎるから程々に。 チェックアウトして、十和田市現代美術館へ。 徒歩10分くらい。 十和田は道端にも作品があって、椅子やソファみたいなものが点在していた。 ただやはり、印象に残るのはシャッター街。 シャッターの並びにポツンとある作品たち。 なんともいえない気持ちになった。 きっとここから、盛り上がることを信じて。 現代美術館着。荷物を預けて、まずは常設展。 とにかく、常設

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅②】十和田市現代美術館と青森県立美術館に行ってみた

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅①】八戸市美術館に行ってみた

          一日目。 お昼近くに八戸到着。 うちからだと、新幹線の方が近いし快適。 大宮から2時間20分。大阪より近い八戸。 早くも、思い込みが崩れる。 脇目もふらずに、八戸市美術館へ。 (といっても、駅前あんまり何もなかった) やたら風が強い。海辺だからかな? と思ったけど、結果十和田も暴風だった。 本八戸駅までの八戸線。Suicaが使えない… 久しぶりに切符を購入。旅行気分が増した。 道なりに歩くと突如出現する白い建物。 マエニワ、オクニワとスペースも広く、 ベンチもたく

          【AOMORI GOKAN 制覇の旅①】八戸市美術館に行ってみた

          【行ってみた】六本木クロッシング2022展:往来オーライ!

          びっくりした。色々と、びっくりした。 まず、この企画展の重厚さ。 参加するアーティストさんの数。そして作品数。 足が疲れて最後は少し駆け足で見てしまったけど 一つ一つじっくり見れば、3時間はいられた。 一人一人のアーティストさんが 魂を込めた作品たちだった。 いつもそうだけど、今日は特に感じた。 それから、キュレーターさんの愛。 各アーティストの紹介文から、熱と愛が溢れてた この人をなぜ選んだのか。 この人が何を考え、何を問いとして投げるのか。 あの紹介文たちが作

          【行ってみた】六本木クロッシング2022展:往来オーライ!