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【行ってみた】21_21 DESIGN SIGHT企画展「Materials, or」

よかった。とにかくよかった。

テーマとそれに紐づくメッセージ、
アーティストそれぞれの想い。

たくさんたくさん、受け取れる展示でした。

詳細はこちら。場所は六本木。
ミッドタウンを抜けた先のオアシスです。

作品をいくつか通して、体験を振り返ります。

デザイン中心の大きなギャラリー。
洗練されていて、それを見せびらかさない余裕も感じる
無機なコンクリートと、有機な木のボード。
ここから、マテリアルとの対話が始まっている。
決まった順番がない展示が、私は大好き。
私が主催する「アートリトリート」のガイドに近くて震えた。
子どものころは、もっとマテリアルたちが近くて、一緒に戯れてた。
なんで今は、人が作ったものに囲まれてるんだろうか。
ガラスに映っているのが作品本体。ぜひ見てほしい。
地球の歴史、その途方もない長さ、宇宙。
と同時に、瞬間の美しさ。
作品に付けられたメッセージが、どれもとても秀逸。
作品はデザインで、メッセージは問い=アート。融合。
素晴らしい!
神事で使う、木から作られた道具。
途方もない動作の繰り返し。だけど一瞬一瞬に、
"違う"と"同じ"が同時に宿る。
環境問題のメインテーマの一つであるプラスチック。
多大な恩恵があることに感謝して、どう共に生きていくか?
いのちを余すところなくいただいた後。切ない。
「いただきます」という言葉は尊い。
今回のベスト1。石にみえる、この方の正体は、紙。
人体の中を覗き込んだような、気持ち悪いマーブル。
ぞわぞわ。大好き。
これも、私から見て「木」という名の身体。
私の身体が仲間だ!って叫ぶからか、奥が震える。
生きてる、って感じる。
土地の色んなマテリアルが混ざっている。人間みたい。
大好きな気持ち悪い作品たち3連発でした。笑
(注1:感じ方は人それぞれです)
(注2:気持ち悪いは、私は最大の誉め言葉です)

はい。いかがでしたか?

最近やっと、「身体性」が何かが少しわかってきました。
今回のマテリアルたちと、素材たちとの対話で
さらに深く刻まれました。

10月、この展示で「アートリトリート」を予定しています。
詳細はまたnoteで告知します。

ぜひ、マテリアルたちとの対話を
ご一緒いただけたら嬉しいです。

<こちらもぜひご一読を:アートリトリートとは?>