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【AOMORI GOKAN 制覇の旅①】八戸市美術館に行ってみた

一日目。

お昼近くに八戸到着。
うちからだと、新幹線の方が近いし快適。

大宮から2時間20分。大阪より近い八戸。
早くも、思い込みが崩れる。

脇目もふらずに、八戸市美術館へ。
(といっても、駅前あんまり何もなかった)

これが市の施設ってすご

やたら風が強い。海辺だからかな?
と思ったけど、結果十和田も暴風だった。

本八戸駅までの八戸線。Suicaが使えない…
久しぶりに切符を購入。旅行気分が増した。

エモいなぁ。きっぷって。

道なりに歩くと突如出現する白い建物。
マエニワ、オクニワとスペースも広く、
ベンチもたくさん。
余白がたくさんなデザイン。

ここは、美術館というよりラボだった。
地域の人、地域の人じゃない人が入り混じり、
共創を楽しむラボ。

ものすんごい高い天井。
イマジネーションが突き抜けそう
余白たっぷり。だからクリエイティブになる。

昔でいう公民館の役割を美術館が担っている。
ここで作品の着想を得たアーティストの写真も
とても楽しそうだった。

企画展は、「美しいHUG!」
6人の現代アーティストの世界観が堪能できる。

立体作品、音楽、空間インスタレーション、
ニワを使った作品もあり、
コンパクトながら見応えがあった。

ゲストキュレーターが企画展に参加しているのも、
この美術館のあり方を示していた。

美術館の可能性を感じる
ヒトに着目すれば、モノも生まれる時代。

途中、お面作りに参加。
鑑賞者が、個性的なお面を作り、壁を埋めていく。

気づくと30分なんて、あっという間。
本当はあと30分やりたかったけど…!
時間的に断念。

私作。白いビーズがどうしても使いたくて、
野蛮な修道女みたいなイメージだったのに ピエロになった。ありゃりゃ。

あと、天井を木製の家具や襖で埋め尽くした作品。
東日本大震災のときは、
きっとこんな風景だったんだろう。

影もアートなんだなぁ
作品はこっち。不思議と、落ち着いた

家具や襖が海面に見えて、
海の中から上を見上げている感覚。

こんな体験をしてもなお、
ここで生きるときめた人たちのなんと強いことか。

どの地を自分の在り方(住処)とするか。
生きるうえで、自分の軸で選択することが大切だ。

お昼は近くの中華屋さんで「八戸ラーメン」。
魚介出汁がこれでもかと効いている。美味!

一人旅のご飯で、ラーメン屋さんは本当に重宝。
地のものが食べられて、一人でも違和感なく入れて
何より早い。

見た目より、出汁の味が濃厚。

運んでくれたおばあちゃんが優しい声だった。
きっと亡くなる直前まで、
お店に立ってるんだろうな。

早々に食べて美術館に戻り、恒例のお土産購入。
好きな作品のポストカードを買うのは、
どこでも変わらない。

作品のカードが少なかったので、缶バッジも購入。
小さいサイズがお気に入り。

八戸滞在は2時間半余り。JRバスで十和田へ。
路線バスだと1時間20分だけど、これだと40分。
本数少ないけど、他も少ないから良き。

十和田着は15時30分ごろ。
バスが現代美術館前に着いてくれたので、
閉館まで、カフェとアート広場を堪能。

シンボルの一つ、フラワーホース。

曇りだったのが残念だけど、とにかく広い。
広大な芝生に草間さんのオブジェ。
ぶつぶつ恐怖症の私は、避けるように他の作品へ。

白い家の形をしたオブジェ。
彼女?はずーっと問い続けていた。

「私はアート?それとも家?」
普段区切っているものも、本来は区切れない。
曖昧なものだらけだなぁ。

口が可愛らしい。すねた子どもみたい。

十和田市現代美術館。この旅のNo.1。
今回は分割していったけど、一日いられる。

カフェではアップルパイ。
とにかくどこでもアップルパイ。

ここのは美味しかった。
十和田で長年やってるお菓子屋さんのやつだった。

カフェラテも美味。カフェの床も作品。

移動の疲れからか、早々にチェックイン。
「十和田シティホテル」さん。旅館を改装した感じ。

部屋の隣が自販機で、あまりにうるさくて
部屋を変えてもらったけど、
落ち着いた雰囲気でゆっくり休めた。

あと、小さいけど共同浴場があり、
旅でお風呂に浸かれることのありがたみを実感。

夕飯もホテルで。私以外食堂に人がいない…!
海のもの、山のもの、ちょうど良いボリューム。
たくさん食べて、エネルギーチャージ。

一泊二食で9,300円。満足。
明日は十和田から、一気に弘前まで行くぞ!

《another photos》

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