見出し画像

自分の"個性"を見つけられなくて、常に何かに飢えている。

つい、他人と比較をし、嫉妬をすることがある。
ただ漠然と、自分ではない何者かになりたいという思いがあり、特別な何かを持っている(ように見える)相手に対して嫉妬をしてしまう。
自分にしか無い何かを、自分が特別な存在であるという称号を手に入れたいという思い。自分の"個性"を見つけられなくて、常に何かに飢えている。

結局、最近は「皆、同じ人間なんだ」と思う方がよっぽど楽だ。「皆、誰かに認められたいという点で同じなんだな」と。"個性"に縛られて自分の存在意義を否定するくらいなら、そう考える方がよっぽど良い。

それと、"個性"を求めるあまりに、自分を枠の中に入れてしまうのも良くない。肩書きや自分が所属しているものに固執するのは勿論、"私は〇〇という人間です"と、断言することにも慎重になった方が良い。"個性"に焦り、狭い物差しの中で自分を決めつけることは、自ら可能性を狭めてしまうことになる。

自分を説明できない状態、つまりは何者でも無い自分を怖がらずに生きること、これが自分の了見を広げ、幸せに生きることに繋がると思う。

※あくまでも自分の個性というものに苦しんだ時に、私自身が楽になる考え方です。自問自答をしているにすぎず、他人にこの考え方を押し付けようとは思いません。

この記事が参加している募集

#最近の学び

182,249件

#多様性を考える

28,097件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?