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栽培小説 #53 菌ちゃん農法お試し畝立て完了!
菌ちゃん農法では高畝にするのですが、一人でやるには重労働でした。一度立てたらあとはそのままなのでそこは良いところ。
無肥料で野菜を栽培することはできるのでしょうか。
農の考察 #10 セルロースの存在がリグニン分解を促進させる
おがくずの利用について理解を深めたいと思い、「森林生態系の落葉分解と腐植形成」を読んでいた。その中で「セルロースがリグニンの分解を促進する。」との記述があった。セルロースがリグニン分解性菌類の炭素源となるそうだ。比較的分解の容易なセルロースを先に分解して糖を得ながら菌糸を伸ばして、リグニンの分解酵素を作り出すんだなと想像してみる。
おがくずを利用するにあたって、初期のおがくずにはもちろんセルロー
農の考察#7 不耕起栽培で緑肥を利用する際には上手に枯らせるかがカギとなる
緑肥とは、土壌の改良や肥料の代用として栽培される植物のことです。緑肥作物は、土壌に有機物や窒素などの養分を供給し、微生物の活動を促進し、土づくりに役立ちます。また、緑肥作物は、雑草の抑制や害虫・病気の予防などの効果もあります。
不耕起栽培での緑肥処理の問題そんないいことづくめの緑肥ですが、不耕起栽培においては耕耘することができないので、どうやって緑肥を処理するのかが問題となってきます。処理せずに
農の考察 #5 農業における微生物
農業における微生物の位置農業において、微生物はどのような位置にあるのか。一般的には食品の微生物で腐敗菌や食中毒を起こす微生物を思い浮かべるかもしれないが、農業においても微生物は良い方にも悪い方にも大きく関わっている。良い悪いと言っても微生物は一生懸命生きているだけなのだけどね。
悪い方から言うと人間に対して病気を引き起こす菌がいるように、植物に対しても病気を引き起こすものがいる。うどんこ病やナス科
栽培小説 #52 トウモロコシとズッキーニの定植、菌ちゃん農法お試し畝立て
畑の準備もでき、苗を定植していきました。
菌ちゃん農法が気になるので、自分でもお試しで無肥料・無農薬でやってみようかと思い、畝を立て始めました。敷料を敷いてたところを掘ってみると糸状菌の菌糸が出てきた。
農の考察 #3 不耕起について
不耕起を試している試験的に不耕起栽培を始めて今年でおそらく4年目に突入する。不耕起の畑では将来的に化学肥料なしで納得できるトウモロコシを収穫するのを目標として試行錯誤している。
初めの1~2年はただトラクターで耕耘しないだけでとりあえずトウモロコシの苗を植えたが、草の処理が追いつかずに上手くいかなかったような気がする。ココらへんの記憶はもうおぼろげである。
その後は草をどう抑えるかと水やりが追い
栽培小説 #51 人力マルチャーでマルチ張りしました。
トラクターで耕耘してたら潅水チューブを取り付けるパイプに接触して割れてしまいました。その修復と潅水チューブの設置、マルチ張りをしてトウモロコシとズッキーニを植え付ける準備が完了しました!
農の考察 #2 農業はテーマを持って
はじめに私は農業をしていますが、農業の仕事は同じ作業を続けることもあり、飽き性な私としてはしんどいと感じることもあります。そんな自分が毎年飽きずに仕事をするために考えていることをお話ししようと思います。
なぜ飽きるのか過去の自分がなぜ飽きるのかを考えてみると、農業を始めたての頃は農業、あるいは特定の野菜の栽培を漠然と捉えていて、父に言われた作業をこなしていく形をとっていました。
つまり、遠くから