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心のチームはフロンターレとベイスターズ。このノートは「フロンターレアカデミーを応援して…

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心のチームはフロンターレとベイスターズ。このノートは「フロンターレアカデミーを応援してきたサイト『川崎そだち』https://kawasakisodachi.net/ に携わる前の観戦メモを2020年春、文字で起こし、フロンターレアカデミーの試合を振り返るという趣旨で始めました。

最近の記事

2014年 フロンターレU-18戦績

川崎そだちが始まる前年である2014年は、2013年のプリンスリーグ関東2部、桐蔭学園戦で大きなけがを負った三好康児の不在で迎えたシーズンとなった。 プリンスリーグ関東はこのシーズンから2部制から1部制に変更。 フロンターレは、開幕戦は、大宮アルディージャユースに0-1で敗戦。 等々力で行われたホーム開幕の第2節では、前年のチャンピオンで鈴木德真、渡邉凌磨、小泉佳穂といった現在J1でプレーする選手たちも並んだ前橋育英を相手に、最後の最後に牧寛史がハットトリックとなるゴー

    • 川崎フロンターレU-18 戦績2015-2023

      • 2022年・2023年川崎フロンターレU-18プレミアリーグEAST出場記録

        〇2022年川崎フロンターレU-18 プレミアリーグEAST出場記録 3年生 GK1 宮地健輔 DF2 戸田将 1試合 12分 DF3 松長根悠仁 21試合 1890分 2ゴール DF4 高井幸大 13試合 1170分 2ゴール DF5 浅岡飛夢 15試合 548分 1ゴール MF6 吹田航晟 2試合 5分 DF7 溝田大和 1試合 7分 MF8 川口達也 12試合 304分 1ゴール FW9 五木田季晋 21試合 1761分 13ゴール MF10 大関友翔 21試合 18

        • 未来

          2023年のフロンターレアカデミーで起こった大きな変化は、Anker フロンタウン生田という新たな拠点の誕生。 そして、フロンターレU-15生田、フロンターレU-15等々力と、U-15が2チーム編成になったことだと思う。 これまでのフロンターレU-15を引き継いだかたちとなったフロンターレU-15生田の1先生たちは、関東ユース(U-13)サッカーリーグ1部Aブロックを11勝3敗で、優勝。 一方新設チームで1年生のみでのスタートとなったフロンターレU-15等々力は、同年代

        2014年 フロンターレU-18戦績

          日常

          今年の川崎フロンターレU-18の特徴について、長橋康弘監督は 「試合に絡めていない選手たちも一生懸命トレーニングしてくれていて。本当に差がなくなってきています。 選手たちは、『トレーニングでいいパフォーマンスを出せれば、試合に出られる』というようなモチベーションの中でやってくれています」 と語る。 選手たちが、トレーニングにしっかり取り組んでいたことが、如実に結果に結びついたのが、プレミアリーグEAST第20節のFC東京U-18戦、第21節の柏レイソルU-18戦だったの

          想い

          今のフロンターレU-18を象徴している。そう思わされる場面だった。 3-0で勝利した第14節の前橋育英戦。試合を見守った家族や声援を送ったサポーターたちの前に、選手たちが並ぶ。 “勝利の儀式”である“バラバラ”。「誰が音頭を取る?」 しばらく、選手たちが相談した結果、並んだのはこの日のスコアラー、MF14岡田泰輝、MF11岡野一恭平、FW9岡崎寅太郎の3人だった。 「バラバラバラバラ!」。少し恥ずかしそうに、それでも元気よく最初の音頭を取った3人は、列に戻り、肩を組ん

          進化と成長

          フロンターレU-18は、進化している。選手たちは成長している。 そう感じさせられる3試合だった。 9月、再開を迎えたプレミアリーグEAST。川崎フロンターレU-18は、初戦の大宮アルディージャU-18戦を3-0で勝利すると、続くアウェーの2連戦、流通経済大柏戦に1-0、そして長年の好敵手、前橋育英には3-0で勝利。3連勝を達成してみせた。 〇自信 大きな成長を目に見える形で示したのは、大宮アルディージャU-18戦でゴールを決めた2人のアタッカー、FW13髙橋宗杜とMF1

          進化と成長

          チャンス

          9月17日プレミアリーグEASTは第14節を迎え、川崎フロンターレU-18は前橋育英とのアウェーゲームに臨む。 ◇右MF 今節は、ここまで全13試合に先発してきた右MF、22加治佐海が「国際ユースサッカー in 新潟」に臨むU-17日本代表に追加招集され、不在となる。 ドリブルやミドルシュート、クロスなどで存在感を放ち、相手に寄せられても簡単にはボールを失わない加治佐は、今のフロンターレU-18では唯一無二の武器を持つ存在。4ゴールという目に見える結果以外にも、攻守にわた

          チャンス

          自信

          完全復活を予感させる復帰2戦目だった。 9月10日のプレミアリーグEAST、流通経済大柏戦。前節、昨年10月22日以来のプレミアリーグEASTの舞台に戻ってきたばかりのMF11岡野一恭平。 「今日はうまく最初のプレーから入っていけた」。いい感触をつかんで、そのプレーは加速度を増していく。武器であるドリブルで、攻撃を活性化していく。 「恭平一人でなんとかできる」「ボールを預けてくれれば何とかしてくれる」。好調さを感じ取った左SBのDF2元木湊大をはじめ、信頼してくれるチー

          試金石

          9月3日、大宮アルディージャU-18に3-0で勝利。プレミアリーグEAST再開初戦を飾った川崎フロンターレU-18。 9月10日の第13節は、アウェー流通経済大柏戦に臨む。 焦点となるのは、DF5土屋櫂大、DF17柴田翔太郎がU-17日本代表のフランス遠征のため、不在となる最終ライン。 特にCBは、プレミアリーグの前半戦の全11試合に先発出場してきたDF20山中大輝が日本クラブユース選手権で負傷し、登録外。さらに3年生のDF3髙橋悠斗も登録を外れた。 流通経済大柏戦は

          スタートライン

          「うれしいですけど、やっぱり自分が絡めなかあったのが悔しい。悔しいっていうことが一番です」 「今日の自分のプレーにあんまり満足していないので。特長のところだったり、もっとできたかな、という感じです」 長いリハビリを経て、9月3日の大宮アルディージャU-18戦で、ついにプレミアリーグEASTの舞台に帰ってきたMF11岡野一恭平。 選手やスタッフ、サポーターにとっては、待望の復帰。 この日、Anker フロンタウン生田に集まった何人かの取材者にも、また、No.11の復帰へ

          スタートライン

          花開く

          9月3日、川崎フロンターレU-18の再開初戦となったプレミアリーグEAST第12節、大宮アルディージャU-18戦。 岡崎寅太郎。香取武。志村海里。多くの攻撃のキーマンが不在だった川崎フロンターレU-18で、主役となったのは、リーグ戦初先発の3年生FW、髙橋宗杜だった。 キックオフの笛が鳴るとともに、DF5土屋櫂大のフィードに、スピード感ある動き出しを見せ、「自分の武器である」と自負する前線からの守備で、大宮の守備陣に圧力をかけ続ける。 パスが入れば、持ち前のキープ力で、相

          再開に向けて

          7月27日、日本クラブユース選手権ラウンド16でFC東京U-18に敗れてからちょうど1カ月。 Anker フロンタウン生田で日本大との練習試合に臨んだ川崎フロンターレU-18には、いくつかの変化があった。 〇2人の3年生の復帰 まずは、MF6由井航太、MF11岡野一恭平という2人の3年生が帰ってきたこと。 プレミアリーグEAST、青森山田戦で先発して以降、メンバー外の試合が続き、本人も「ホテルに長い期間籠りたい」と、楽しみにしていた日本クラブユース選手権も、不在だった

          再開に向けて

          夏が始まる

          7月23日、日本クラブユースサッカー選手権は開幕を迎える。 今大会には全国の予選を勝ち抜いた32チームが出場。AからHまでの8グループ、4チームずつに分かれ、リーグ戦(グループステージ)を行い、各グループの上位2チーム、計16チームが決勝トーナメントへ進出。試合時間は、通常より短い35分で行われる。 川崎フロンターレU-18はHグループ、ヴィッセル神戸U-18、ヴァンフォーレ甲府U-18、V・ファーレン長崎U-18と同組に入った。 【川崎フロンターレU-18 日本クラブ

          夏が始まる

          前に進む

          7月2日、日立柏総合グラウンドで行われたプレミアリーグEAST第10節。 柏レイソルU-18とのアウェーゲームに臨んだフロンターレU-18は、速い時間にいきなり動く。 柏の左CB、20猪狩鉄太がいい持ち上がりを見せると、左サイドのスペースで、裏を取ったFW9近野伸大にゴールを決められ、0-1。最近ではいいゲームの入りが続いていたフロンターレとしては、しばらくぶりにふわっとした試合の入りになり、追いかける展開に。 その後も、GKの1ハーパー オリガ タイガ、キャプテンのDF

          自信、勇気、信頼

          5月31日、Anker フロンタウン生田で行われた日本クラブユース選手権関東大会2回戦。 平日のナイターにもかかわらず、集まった300人超の人々が見守る中、フロンターレU-18はジェフユナイテッド市原・千葉U-18に2-0で勝利。 その結果、日本クラブユース選手権への出場が決定した。 ピッチの上でのプレーや、試合後のコメントから感じたのは、今フロンターレU-18がやっているサッカーへの自信や、勇気、そして仲間への信頼。それらが結びついて、いい流れが生まれているということ

          自信、勇気、信頼