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2014年 フロンターレU-18戦績

プリンスリーグ関東
5位 7勝4分け7敗 勝ち点25 得点34 失点24 得失点差+10
日本クラブユース選手権
グループステージ3位
Jユースカップ
予選リーグ2位

フロンターレU-18選手一覧
3年生
GK1 深谷星太
DF2 緒方和
DF5 諏訪部徹
DF6 板倉滉 1ゴール
MF7 金子俊志 4ゴール
MF8 牧寛史 3ゴール
FW9 岡田優希 9ゴール
MF10 三好康児 2ゴール
DF11 伊藤健太 2ゴール

2年生
MF4 長谷川隼
MF13 柴原周平
FW14 原島亨太
MF15 下野洸樹
FW17 瀬川ヤーシャ 1ゴール
MF18 三笘薫 4ゴール
DF20 武田太一
GK21 名良橋拓真
MF22 猪狩和真
FW23 岸晃司 6ゴール
MF24 渡邉啓太郎
MF25 島崎竜
DF26 粕川雄哉

1年生
GK16 新居俊介
GK19 浅川将輝
DF27 清治大雅
DF28 川崎晶弘
DF29 小泉靖弥
MF30 横山尚貴
MF31 田中碧 1ゴール
MF32 栗脇拓人
MF34 道本大飛
FW35 藤井柾人

トップチームへの昇格選手:板倉滉 三好康児
大学経由で他チーム加入:岡田優希 (早稲田大→FC町田ゼルビア→テゲバジャーロ宮崎→ギラヴァンツ北九州→奈良クラブ)
            諏訪部徹 (静岡産業大→日立ビルシステム)
            牧寛史 (東京農業大→FCプリメーロ)
            深谷星太 (東京農業大→SHIBUYA CITY FC)
       

川崎そだちが始まる前年である2014年は、2013年のプリンスリーグ関東2部、桐蔭学園戦で大きなけがを負った三好康児の不在で迎えたシーズンとなった。

プリンスリーグ関東はこのシーズンから2部制から1部制に変更。

フロンターレは、開幕戦は、大宮アルディージャユースに0-1で敗戦。

等々力で行われたホーム開幕の第2節では、前年のチャンピオンで鈴木德真、渡邉凌磨、小泉佳穂といった現在J1でプレーする選手たちも並んだ前橋育英を相手に、最後の最後に牧寛史がハットトリックとなるゴールを決めて、引き分けに。
しかし、その後もなかなか勝つことはできず、第9節までの前半戦は、2勝2分け5敗、勝ち点8と黒星が先行。勝利した浦和レッズユース戦は4-1、山梨学院大附属戦では5-0と、いずれも快勝だったこともあり、得点は16を積み上げたものの、失点は17で得失点差は-1。

後半戦も第10節、第11節はいずれも0-1で連敗。いよいよ残留争いに巻き込まれることになる。

しかし、第12節の桐光学園戦で2-0、第13節の國學院久我山戦に3-1で勝利すると、第14節の湘南工科大付属戦では三好が復帰し、3-1で勝利。

以降も負けなしを続けていくと、等々力で行われた第17節では、優勝を争い、結果的にプレミアリーグへの昇格を決めることになるFC東京U-18を相手に、三好の2ゴール、キャプテンを務めていた板倉も、三好のアシストからゴールを決め、2年生ながら攻撃の中心となりつつあった岸もゴールを決めて、4-0と快勝。

後半戦だけみれば、5勝2分け2敗、勝ち点17、得点18、失点7、得失点差+11。見事に息を吹き返し、プリンスリーグ関東残留を勝ち取ることになった。

日本クラブユース選手権、Jユースカップでは決勝トーナメントに進むことはできず、大きな戦果は残せなかったかもしれないが、2年生だった岸晃司が6ゴール、三笘薫も4ゴールを決め、1年生の田中碧も早くから多くの試合に出場するなど、その後のフロンターレU-18にとっても、選手それぞれにとっても大きな足掛かりを得たシーズンだったのではないか、と思う。

ベストゲームをあげるとすれば、上記でも触れたFC東京戦か。
4バックで戦っていたフロンターレが、3バックを導入。板倉滉はもちろんのこと、諏訪部徹も何度も好カバーを見せるなど、守備陣の頑張りが印象深い試合でもあった、と思う。

個人的には、Jユースカップのグループリーグ最終戦、ガイナーレ鳥取U-18
戦を見るために、品川発の夜行バスで10時間くらいかけて、鳥取まで行ったことが思い出深い。

(文中敬称略)


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