私は自分に自信がない。

でも私は私のそういうとこが結構好き。自分に自信がないから謙虚でいられるし、人のいいところを見つけることができる。

大事なのは人と比べないこと。「自信を持つ」じゃなくて、「比べない」が自分を好きでいられる秘訣✨

最近支えられる側だったのが支える側になるという体験をしている。今まで支えられている側にいる時は、自分がどんな体験をできているかあまり気づいていなくって。私は、すごいところに入っている。これなら世の中を本当に変えられるかもしれない。

娘が8歳になって、しっかりと手を繋いであげる子育てから、手を離してあげる過程に入ってきた感じがある最近。
離さないように、繋ぎやすいようにするのも大変だったけど、ちゃんとタイミングよく離してあげるのも、難しい。

「頑張れない自分」というのがいて自己嫌悪になる時がある。だけど、母になり、根底のところに一番大切にしたいのが「子供の話をちゃんと聞いてあげられる心の余裕」というのがあって、私はそれのために「頑張らない」を実は選択しているのかもしれないなとふと思った。

韓国に来て「大きなお世話」になんだかんだ、救われている。来韓当初や出産すぐはこの言葉や好意を「悪意」みたいに受け取ってしまうことが多かったけど、今はこの周りの「大きなお世話」のおかげで、生活が成り立っている。いつもこの「大きなお世話」を受け入れられる心の余裕を持っていたい。

伝統や、社会や組織の秩序を守ることは大切だと思ってる。だけどその守り方の方法までも守らなくてもいいよね。時代によって変わっていく世の中に合わせた方法で、守っていくのが大事だよなー。
だから私はアラフォーになったけど、今の若者は、、っていう大人にはなりたくない。視野は広く。

環境に適応することと、自分に合った環境を選ぶこと、どちらが大事かなと思って。

寒いのが苦手な私が韓国に来て、冬になるといつも体調不良に悩まされる。だからいつも寒さに強い体づくりをしなければと思って過ごしてきた。

だけど、冬だけ違う場所で過ごすという選択をしたっていい。

知らなくて選択できなかったことと、知ってたけど選択しなかったこと。前者と後者は『選択してない』という意味では同じだけど、気持ち的には全然違う。
選択肢が多いのは大変だし、時にとても辛いけど、しっかり選択できるような知識や力をつけるのってとっても大事。

後悔はしたっていいよ。

私は人の背中を押すことにはとても慎重。する後悔もしない後悔もどちらも経験してるし、しない後悔よりはする後悔なんて、やっぱり簡単には言えない。しない方がよかったってこともやっぱりたくさんある。

でも、どちらにしても、どんな選択も自分で選んできた。これだけは強さに変わった気がする。

「人は幸せになるために生きるのではなくて、豊かになるために、豊かさの意味を見つけるために生きるのだ」

私が大切に思っている父の教え。

間違いや失敗や後悔や挫折。そういうものをひっくるめて、きっともっと心は豊かになる。だからこれでいいのじゃないかと思うよ。