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過ちを改められた日

まさかこのタイトルで、今日のnoteを書けるとは思っていなかった。


昨日のnoteで、「過ちを改められなかった日」について書いた。


詳しい内容は、👆のnoteを読んでいただければと思うのですが、大まかに言うと、母に、とんでもない不機嫌をかまして、自分勝手極まりない言動をしてしまった。その後、反省して謝りたかったのだけど、謝ることができなかったという不祥事である。


その不祥事から1日が経ち、母との気まづさもなく、いつも通りの感じになっていて、謝るタイミングも逃してしまったので、半ば謝ることは諦めていた。


それが、まさかの急展開。過ちを改めることができたのである。今日は、そのことについて書いていく。






過ちを改められた日


それは、いつもの散歩中のことだった。わたしと母は、晩ご飯後に散歩をするのが日課である。先日の私のスーパー不機嫌モードも解除され、お互いに気まづさもなくなり、いつもの雰囲気の中、歩いていた。


この時の私は言うと、もうここまできたら謝れないだろうから、謝るタイミングを伺うこともなく、謝ることを諦めていた。謝ろう謝ろうとしていると、ずっと緊張状態になるし、それで結局謝れないなら、潔く最初から謝ろうとするのはやめようという目論見。


わたしがしでかした不祥事についても、noteに書いたことで、成仏されたような気にすらなっていた。(ほんと都合のいい人間ですみません・・・。)


そういうわけで、いつも通り話をしながら歩いていると、父の話になった。


母が父と出かけた時のこと。車を駐車場に停めるのに、車が多くてなかなか停められなかったらしい。母としては「そんな状況の中、すぐに空いた所が見つかってよかった!」ぐらいの感覚だったのに、父は、「停めるのに時間がかかりすぎたから、今度からはすぐに屋上に行った方がいい」と、すこぶる機嫌が悪くなっていたとのこと。


この話を聞きながら、「うわ〜、自分も父のこと言えないなあ」と思った。というのも、私の不祥事も、散歩に行く準備ができている中、まだ食器を洗っている母を待てずにイライラしたのが事の発端だからだ。


でも、この話を聞きながら思った。

これは、謝るチャンスだと!



謝ることは諦めていたものの、なんだか流れがやってきている。チャンスがあるなら、そこは掴みにいきますよ!!


ということで、「でも、自分もこの前、母のこと待てなかったから、父のことは言えんわ〜」と、それとなく先日の出来事について触れてみた。


母曰く、「この子はは結婚はできない」と思うほどに、あの時のわたしの不機嫌は相当なものだったと。


自分も、あの時は良くなかったと思っていて、反省している旨を伝えた。


反省していることについて、「反省してるんだ!」と少し驚いたような様子だったので、このまま反省を伝えていなければ、母から見える私はきっと、相手にものすごい不機嫌を当たり散らし、何もしていない相手を不用意に嫌な気持ちにさせる人だという認識をしていたかと思う。というか、今までそう思われてきていたのだと思う。


母曰く、「何か嫌なことでもあったのかと思っていた」とも言っていた。


そりゃそうだよね。何も言わずに急に信じられないほどの不機嫌をかまされれば、そう思うよね。でも、わたしは言葉で伝えることもなく、ただ不機嫌オーラ全開。


そんな相手に「何かあった?」と聞けるのは、よっぽどメンタルが強い人か、良くも悪くも鈍感な人ぐらいだと思う。


・生理前で情緒が不安定でそうなってしまったこと
・たまに自分でも制御不能で、どうしようもなく不機嫌になることがあるということ(タチ悪すぎ・・・)
・後から冷静になって、反省しているということ


これまでも何度かスーパー不機嫌モードで、母に嫌な思いをさせてしまったことはあったけど、こうやって自分のことを伝えたのは初めてだと思う。


伝えたことで、

初めて自分の短所を認められたような気がした。


今までは、どうしようもない短所をなんとかして直そうとしたり、隠そうとしてきた。自分でも、触れたくなかった部分だったのだと思う。


だから、相手を嫌な気持ちにさせていることを分かっていながらも、言葉で伝えることはなく、なかったことにしてきた。相手からすれば「???」なので、わたしが何を考えているのかがわからなくなる。



でも、そうじゃなかった。

努力の方向が間違っていた。


短所を隠したり、直そうとするよりも、きちんと相手に伝えること努力をすることが大事だと。わたしのどうしようもないタチの悪い短所は、相手を巻き込み、相手を嫌な気持ちにさせてしまう。


でも、制御不能な短所を直そうとするよりも、本当はそんなことを思っているわけではないこと、さっきはごめんと謝って、自分の気持ちを伝えて、理解してもらうことの方が、よっぽど現実的だと。


伝えてみて感じたのは、伝えてみると相手も理解してくれようとするということ。短所があるのが悪いのではなく、何も伝えなかったのが良くなかったのだと、ようやく気付くことができた。


伝えたことで、自分のことを少し理解してもらえたような気がした。家族である母ですら、わたしのことを理解できていない部分があるのだから、恋人や友人、会社の人なんてもっと理解できていない。


全員に理解してもらう必要はないと思うけど、自分が大切にしたいと思う人には、自分のことを伝えて理解してもらう努力をしていこうと思うし、それと同じように相手のことを理解しようとすることが大切なんだと。  


そのためには、まずは、

自分の短所を認め、受け入れること。




今日は、10月最終日。この1ヶ月は、自分について一段階踏み込んだ体験が多かったように感じる。自分が好きな自分に、少しずつ近づいている気がする。だんだん良くなってきている気がする😁






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