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憧れてる時点で才はないし,今から始めてる時点で未来はない.

自分が今“好きなもの”と称するものの大半は本能に刺さっていない.むしろ幼少期に好んでいたものが理性を超えた本能の部分にあると思っている.

1.素直に「ぼく」を記述する

このnoteを書いている今も「超英雄祭」の動画を流して侍戦隊シンケンジャーとか海賊戦隊ゴーカイジャーとか仮面ライダーWとかの主題歌を永遠にリピートしているし,『紅蓮の弓矢』を全力で歌うLinked Horizonの姿をニコニコしながら見続けている.可愛いものが好きで買い物に行けば「ぬいぐるみ」のコーナーとか必ず見ちゃうし今も家に欲しいなとか思っている.ゆるキャラとかにも目がない.あと,柔らかいモノ(クッションとか毛布とか)が大好き.ザラザラしたものは大嫌い.

レゴとかマイクラとかが好きで,自分だけの基地を造るのが好きだ.今でも街中の風景を見て,これはマイクラで作れそうだなとか無意識に考えてしまう.昔から人に勉強とかテニスとか教えるのが好きだし得意だから教師とかも向いているのだろう.

逆に,将棋とかは全然得意じゃない.一時期父親としていたけれど,はっきり言って苦手だ.読書も途中で飽きちゃうから中々好きになれないし,きっと数学とか理科だって心から好きなわけではない.これらはどれも人からどう見えるかを追い求め,認められたいから「賢く見せた」かりそめの自分だろう.別に擬態することが悪いとは思わないけれど,少なくとも自分には邪魔な荷物なのでそろそろ処分の時期だ.

追記すると,多分「社会の中で生きる」のも「相談事を受ける」のもそんなに得意ではないはず.世の中の人は僕に話すと心が軽くなると言ってくれるのだけれど,僕自身はそこまで手応えがあるわけでもないしきっちり全員に優しくするのも無理だ.女子に優しくて男子に厳しくて何が悪い.笑

結局こういう“ガキ”の時の姿こそが自分の得意であり好きなこと.19歳になった今から新しく「好きなこと」とか「得意なこと」を未開拓の地から見つける方がアホなのだ.

読書?プログラミング?デザイン?---

どれも昔の無垢な僕からしたら馬鹿らしい.少なくとも僕には才がない.比較的環境に恵まれ,いろいろなことを経験してきた僕にとっては「後から,今から始めている」時点でセンスも才能も未来も見えない.そもそも昔から自分の好きなことをしている時,得意なことを考えている時にADHDの弊害なんか発動しない.むしろADHDは嫌なことから逃げるための拒否反応として出現しやすい.

対話型鑑賞のファシリテーターは実は僕の中で微妙な切り札だ.それは「ファシリテーター」という要素と「鑑賞」という要素が融合しているから.アドリブで喋ったり司会するというのは実は小学校の頃から頻繁にやってきた.それは自分が得意で好きだから.幼心ながら自分の才能に気づいていたのだろう.けれど,アートは全く観てこなかった.それはおそらく「興味がない」というより「自分に才がない」と直感で気づいていたからだと思う.

幼い頃の直感と行動を見れば大抵自分の得意不得意は見えてくる.昔からコードばかり書いていたならプログラマーが適しているだろうしバスケばかりしているならバスケ選手がいいだろう.特に僕のように直感と飽き性で生きているのならば.まぁ,それに関わらず大抵はこの法則に当てはまるのだから.

2.もう少しだけさらけ出してみる

ちょっと脳がクリアになってきたからこの勢いで得意不得意をがっつり仕分けてみる.これから僕と1秒でも一緒に居る人は知っておいて損はないかも?(知らん笑)

勉強は苦手だけど,極力少ない努力で点を獲るのは得意.幾多の考えや行動を瞬時に言語化するのは好きだけれど,相手の感情に共感するのは得意じゃない.元々先生の悪口とか平気で言うタイプだし.あと,交渉とか口論とかも別に得意じゃない.口論に強いのは論点ずらして相手の精神性を折ることに集中するからだ.(コレ言ったら次から使えないじゃないか)

リーダーは得意だけど人に頼るのは得意じゃない.元々ソロプレイヤー勢だから現実もゲームもマルチとかすごい苦手.モンハンとかモンストとかマリオとかずっとソロでクリアし続けてきた.モンハン4で集会所最終のダラ・アマデュラを40分ソロで討伐したと書いておけばそのヤバさが一部には分かるだろう.自分の中に明確なビジョンと正解があるのでそれをトレースしたり共有するのをめんどくさいと感じてしまう.典型な一匹狼.笑

文章を書くのは好きだし読むのも好きだけれど,読書は嫌い.集中力が持たないのもあるし適当に読み飛ばすのが好きじゃないので結構辛い.だから最近はインテリぶる以外は本に手をつけない.手にしていた本もほぼ売った.論文は多くて2桁ページだからまだマシ.

マンガは好きだけれど,特に同じ作品を何回も読むのが好き.貧乏性だからずっと同じ巻でニコニコしてた.ブックオフに行って100円コーナーのところに降ろされた最新作(自分の中の)を1冊だけ手にしてレジへ向かう.買ってもらったジャンプとかコロコロとかを貪るように読み,気付けばページが欠けてたりする.毎月のお楽しみは200円とかで済むコスパのいい奴です.

工作とか音楽とか美術とか絶望的にできない.元からセンスないから嫌いだしその辺りの関係の人が楽しそうにしている姿もあんまりピンとこない.色彩感覚とかゼロイチが得意じゃないから苦痛でしかない.そもそも左右の手をバラバラに動かせないので両手を同時に使わせないでください.笑

どうでもいいこと(歌詞とか会話の内容とか動画の景色とか)を覚えているのは超得意.それは「覚えるため」ではなく「無意識に」の時だけだけれど.だから,英単語のテストとか俺にふっかけてくるな,学び舎よ.

運動は基本得意だけれど身体能力にのみ依存するやつ(陸上とか器械体操とか柔道とか格闘技とか)は苦手.ボールあると得意.バスケとかテニスとかなら尚のこと.だけど,マラソンは得意.体力には自信ある.けど,テスト前の徹夜は死ぬほど苦手.大抵寝落ちして電車の中で詰め込むことになる.

片付けが得意とよく言われるけれど,実際は捨てる捨てないの基準が人一倍冷たいだけ.モノを特定の場所にしまうとか死ぬほど苦手でいつも放置しちゃうし,落とし物も多い.だから外に居る時は基本スマホと鍵しか持たない.それは軽くしたいというよりモノを失くすから.笑

パワポとかワードとかのパソコン作業は好き.けど,エクセルとかプログラミングとか数理的なことは嫌い.「覚えるために」公式とか関数とか覚えるのが嫌いだから.プログラマーとかデータサイエンティストとか憧れるけど,憧れている時点で多分才能ないので却下.自分に素直になれ.

語学は苦手だけどコミュニケーションは得意.対人の壁は基本的にないし,距離はガン詰めするのが長濱スタイル.おそらくこの能力は上位1%だろう.負ける気がしない.初対面とか緊張はするけどあんまりどうでもいいので,というより緊張より喋りたい欲が勝つのでもはや緊張は無視.僕と隣になったら基本喋りかけると思っててください.(迷惑なら無視してください笑)

相手の短所を見つけるのが得意.正確には相手が苦手そうなことを見つける天才ってところかも.パッとプロジェクトの内容とか見せられてすぐに改善点とか問題点とか指摘できるのも多分同じスキル.なので,改善点聴きたくなったら僕に10秒ください.あと,それを包み隠さず口に出しちゃうのですぐ嫌われる.一部の優しい人たちを除けば僕にとっては第三者極まりない.

恋愛ははっきり言って苦手.今まで色々な人とお付き合いさせてもらったけれど,僕が変わり者すぎて関係が大変.僕の場合,相手に喜んで欲しくて今日書いているような素を完全に隠しちゃうから付き合って2ヶ月過ぎた辺りで僕が崩れてくる.付き合うまでは得意だけれどその後がそうじゃないから何とも言えん.内容がリアルすぎて消すべきか悩む〜.笑

約束事とかスケジュール管理とかすごい苦手.当日とか前日とかに誘われた時の方が行く確率が高い.というより,何日もそれに向けて心躍らせるのとか好きじゃない.思い付いたら1秒後にはしていたいので,そんな僕にとって10日後とか人殺しと同じ.笑

3.総括

こうやって書いてみると凄く感じることが一つある.それは「大学に入って自分が得意だとか好きだとか思ったことは大抵思い込み.幼少期の自分に対するアンチテーゼでしかない」ということ.あぁ,こんな現実気づくべきじゃなかったかな.笑

でも,これはいい機会.自分の肩に載る無駄な重しを取り外し子供心で今を生きる.昔から得意で好きなことだけして生きていく.そんなことを決意した深夜2時の一幕だった.

これからも永遠の小二病の僕をよろしくお願いします.

では,また.






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