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ただの日記

久しぶりに日記でも書いてみようと思います。
大学院生になって、23歳になって、思うのが年を重ねるごとに、「出会い」が減ってきているなと常々、感じています。

人間にとって最大のストレスは「孤独」であると、どこかで聞いたことがありますが、まさにその通りで、ほとんどの人が就職をしていくなかで、ひとり大学院生になる「選択」をしたので、後悔はしていませんが、孤独とは切っても切れない関係性にあり、永遠の課題でもあると思いました。人間はいつか死ぬし、生きる"時間"が限られているというのも、これまた面白いことです。「どうせいつか死ぬ。」そう思えると、クソみたいな人生でもやっていける気がします。

最近は、毎週必ずカラオケにいくのが日課になっており、なにか一つでも息抜きができる趣味がないと、心が壊れてしまうなと、(極端かもしれないけれど、)思うときがあります。基本的に、研究では頭を使うけれど、アルバイトでは、頭を使うことがほとんどないので、どちらが自分にあっているのか確かめるうえでも、「やってみたことがない仕事」をやってみることは、とても大事だなと思いました。

会社で働くのが嫌すぎて、流れるままにここまで来てしまいましたが、なにを仕事にしようが、結局は「積み上げ」が大事なんだと思います。20代のうちになにも積み上がっていない人生は、想像するだけでも恐ろしいです。「やるべきことを徹底的にやりきる。」いたってシンプルだし、誰にだってできそうだけど、当たり前なことを当たり前にこなすことが、なにより一番難しいのは、じぶんも承知しています。

できないならできないでいいと思うし、できることだけやって生きてきた人間として、できないことを克服するよりも、できることをやり続けた方が、結果がでるのは間違いないと思うのです。好きなことじゃないと続かないというのは経験済みだし、嫌いなことだと長続きせず、すぐに諦めてしまうのは自分の長所でもあり、短所でもあると思っています。

最近だと、好きなことを仕事にするのが良しとされる風潮が、やや定着されつつあるけれど、なにかを仕事にするうえで、大事だと思うのが、好きであることを基準に選択しないことだと思うのです。好きなことしか続かないと言っていたのに、好きなことを選ぶなというのは、あまりにも矛盾していると思いますが、好きなことって、すぐに飽きちゃうと思うんですよね。地味だけど、意外とながく続いているものって、メチャクチャ好きであるわけでも、嫌いであるわけでもない。そんな特徴をもつのかなって思います。

好きなことを仕事にするのもよし。なにかをとったら、なにかを失うのが世の中の真理だけど、「やりたくないこと」があるなら、「やりたくないこと」をしない、というリスクを背負わなければならないのも現実です。

なりたいものになれるみたいに、トントン拍子でうまくいく人生もあれば、そうでない人生もあると思います。「研究職」でみると、9割がた負けが決まっているギャンブルに身を投げるようなものなので、「そりゃあ、やめた方がいいよね。どうせ負けるんだから」というのが常識的な考え方だと思います。でも、見方を変えれば、高倍率な競争に参加しなければいいだけの話なので、積み上げていった技術をつかって、仕事をつくるみたいに、作り手側に回ることも全然できるのかなっていう気はしています。

自分が研究で好きなテーマをやっているのは、たぶんそれを仕事にしたいからではなくて、自分が好きなものとはなにかを知るためにあるのだと思っています。研究とは所詮、ツールでしかないのかもしれないですね。

とはいえ、自分が思い描いたように進まないのが人生です。コツコツとやっていきましょう。それがいずれ将来の自分につながることを信じて。

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