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#エッセイ
秋、カルチャースクール俳句講座に思うこと
俳句と書いておきつつ、のっけから通っているフラメンコ教室の話題で恐縮だが、来月からクラスに新しい生徒さんが来ることになった。
長い間、個人レッスン状態だったので、どんな感じになるかちょっと予想がつかない。だかが、こちらも少しドキドキしている。
先生が体験レッスンを見た感じでは「経験が浅い」とのことで、その生徒さんにどうアプローチしつつ、これまでのレッスン内容を維持するかを考えておられるよう。
秋
「今」を真空パックする:俳句甲子園2023のある俳句を読んで
少し前の話になるが、NHKによるドキュメンタリー番組を観た。
内容は俳句甲子園2023。
そこで紹介された茨城県立下館第一高校の下記の句に目を奪われた(以下、作者名は敬称略)。
不登校やめられそうなほど朝焼 武井佳奈
後で俳句甲子園の公式サイトで今年の結果を見たところ、入選作だった。
結果はPDFになっており他の入賞作も掲載されている。
全部読んだが、私にとってはこの作品が最優秀作品だった。
作りたくて楽しくて、俳句
他でも書いたが、今年から所属する俳句結社の作品賞の受付を担当している。締切が迫ってきたので、毎日切れ目なく届いている。
拝受ハガキを用意するたび、自分が応募していた頃を思い出し、懐かしくなってきた。
そうこうするうち、久しぶりに作品群をつくってみたい気持ちがモクモク湧き上がってきた。
で、数日かけてつくってみた。
夏で20句。
ここには掲載しないが、作り終えた今は爽快感でいっぱいだ。出来は置
俳句、「ひとり」から始まるハーモニー
俳句を作るときは「ひとり」でも
「一人ぼっち」じゃない。
詠む・読む。
その2つがあるから、俳句は座の意味を深め、座は「コミュニケーション」として機能できる。
作品の中の私の風景とあなたの風景が重なる。
その時、私たちはひとりではなくなる。
作品を作るだけでなく、他人様に俳句を伝える活動を始めたことで、上記のことをますます強く感じる。
そして、そんなことを互いに共有し、話し合える俳句友達がい