「竹の子族現る!」原宿ファッションs55
「僕の昭和スケッチ」画230枚目
「竹の子族」なる若者達が原宿歩行者天国に出現したのは昭和55年。
派手な服装でディスコサウンドをバックに彼らはちょっと奇妙なステップダンスを踊り原宿名物になった。竹の子族に憧れる若者達も次々に現れ、マスコミも大いに賑わせたものだ。もちろん、彼らに眉を顰める大人達もいた。
僕にとって竹の子族というのは、上のイラストのような感じだ。
個人的には別段竹の子族が好きとか嫌いは無く、世代差があってか、この竹の子族の奇抜なファッションには全く興味を覚えなかった。
だが、今絵に描いてみるとこれが結構面白いから不思議だ。
確かにユニークではある。
これを着たいとは思わないが(笑)
ちなみに、彼らの一風変わったファッションは「竹の子」という原宿竹下通りにあるブティックのもので、これが竹の子族という名前の由来だ。
竹の子族からスカウトされて芸能界に進んだのが、沖田博之(故人)、深津絵里、清水宏次朗など。
一世を風靡した竹の子族だったが、1980年代後半には彼らのブームは去る。
数えてみると、彼らの中には今現在、既に40を超えた方もいるだろう。
年を重ねた彼らは、昨今の若者達に眉を顰めるのだろうか。
まさに、世は流転する(笑)
毎週日曜日になると10万人近くが原宿のホコ天に集まり、道路の端から端まで人山で身動きがとれなくなることがあった時代のユニークアイコンだ。
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