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『誰が勇者を殺したか』読了
『誰が勇者を殺したか』を読了した。
著者:駄犬(ダケン)
寝ずに読んでしまった一冊!
この小説を読めたことがとても嬉しい。
紹介を受けてからそんなに日が経たずに読めて良かった!
はじめは、タイトルにもある『勇者』という単語と装画の雰囲気から、
RPGものとミステリーが融合していると思った。
もちろんその通りだったが、
例えば、勇者が密室で殺され、なぜあんなに強かったのに勇者は
殺されてしまった
筋肉探偵エピソード1~始まりの焼肉店「ムキ牛」~
私の愛をわかってくれると思っていた。
同じテーブルを囲い、美味しい料理を食べ、話をすればきっと良き関係になれると信じていた。
しかし、無理だった。
ーーの行動は、私のファンとして、私への愛ゆえと感じていたのだが違っていたようだ。
血走った目、その奥に、憎しみの炎が渦を巻いているのが見える。
一体なぜ私は殺されるのだろうか。
いや、それより。
命の灯火が消されるこの瞬間に、私にできる
『光る君と謎解きを』読了
『光る君と謎解きを』
著者:日部 星花
主人公の女の子が突然『源氏物語』の世界へ転生してしまい、
その時代で不可解な謎を解いていくというお話し!
つまり!ミステリ×転生!
新しい✨
最近は転生モノって言われるくらいモリモリ増えてるジャンルだ。
しかし、私は読んだことがなかった。
なので、こうやってミステリで読めるととても嬉しい✨
ちなみに、私は源氏物語も知らないが、大丈夫だった。
もし、「源氏
『不死探偵・冷堂紅葉 君とのキスは密室で』読了
『不死探偵・冷堂紅葉 君とのキスは密室で』
著者:零 雫(レイ シズク)
本屋さんでなかなか見つからない大人気作品。
私も一巻目は運良く近くの書店で見つけられたが二巻はなく、その後も周りの本屋さんを探してみたが買えず、数日後にようやく大型書店でラスト一冊を購入した。
なので、ぜひ皆さんも書店で見かけたら即買っておくのをオススメします。
読了した感想は、「とっても面白かった!」に尽きる。
不死探
『帝都ハイカラ探偵帖』読了
『帝都ハイカラ探偵帖
少年探偵ダイアモンドは怪異を謎解く(あばく)』
著者:霜月りつ
面白かった!!
この話は、
明治四十四年、怪異に立ち向かう少年探偵の物語。
明治って個人的感想だけど、何だかカッコイイと思ってしまう。『るろうに剣心』のイメージがあるからだからだろうか?
和洋折衷が街にひしめいていて、着物を着ている人、洋装、黒塗りの丸い車、ガス灯……
古くて新しい明治浪漫がそのままこの本
『ヒトコブラクダ層戦争(上巻)』読了
『ヒトコブラクダ層戦争(上)』
著者:万城目学(マキメマナブ)
正直、装丁買いをしてしまいました。だって、この下巻ラクダの優しい目よ。上巻にはライオンも顔を覗かせてるし、動物好きには気になる本である!
上巻を読んだ感想は、結論から言うと
面白い!
よく分からんけど面白い!
まずタイトルからヒトコブラクダ層と書いてあるのだが、なんだそれ?って思う。
層?あの砂漠で優雅に歩いている生きてるラクダ
『イクサガミ 天』読了
『イクサガミ 天』
著者:今村将吾
講談社
これは、面白いっ!
積読期間が長かった作品。
私はミステリー小説専門のチャンネルをしているので、エンタメ小説はあまり読まない。
しかし、この『イクサガミ』は購入せずにはいられなかった。
理由は三つある。
1つ、購入時の帯に京極夏彦先生の感想が書かれていて『お願いですから早く続きを読ませてください』と書いてあったから。
こんなに説得力がある帯はなかなか
『案山子の村の殺人』読了
2024年、今年からnoteに読了感想文をUPしていこうと思います。
今までもXに簡単な文章を載せてきたけど、
文章の練習だったり、その本を読んだ時の自分の感情とかを
もっと記録しておきたいと思ったからです。
さて、いつまで続くことやら……頑張ろう✨
そして、初めの一冊は
『案山子の村の殺人』
著者:楠谷佑(くすたにたすく)
楠谷先生は二冊目。
先日、友達のぬまさんに「回文だ」と言われるまで気
【短編小説】殺人事件が起きてる街で作るチャーハンはひと味違う【極上チャーハンの謎】
「大丈夫。まだ殺されてないし大学もちゃんと行ってるって。今料理中だし切るよ。うん。楽しくやってるよ。わかったってば、はーい。戸締り気をつけまーす。バイチャーハンっ」
毎日の義務である母親との通話を終えて、ため息をついた。一日一回こうやって実家に生存確認の連絡をしなければならない。
正直ものすごく面倒だ。
しかし、この二、三分の通話がシェアハウスに住むための交換条件なので仕方ない。
フライパ