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【YouTube大学まとめ】ヴィーガン②『日本人は元々ベジタリアンだった』後編

100年前、年間牛肉消費量は300gにすぎなかった。この1年で100倍の30キロに。なぜそうなったのか。ヴィーガンを身近にするために少し知ってみませんか?


【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

工場式農場(ファクトリーファーム)が倫理を問われ、菜食主義になる人は多い

工場式農場の映像を見たことはありますか?
これは、僕たちが安定してお肉を食べれるようにする仕組みです。

狭い場所で、食事も無理やり詰め込まれ、もののように運ばれる様子です。これを見たきっかけに菜食主義になる人も多いですが、それを知らずに食べているのも怖いですね。

脱動物搾取を伝えたいために、ヴィーガンに

ユヴァル・ノア・ハラリさん(サピエンス前史を書かれたユダヤ人の方)はヴィーガンです。
この方は宗教によって、ヴィーガンなわけではありません。サピエンス前史を知っていく中で、工場式農場のことを知り、『もう二度と残酷な仕組みに加担したくない』と思いヴィーガンになったそうです。

ヴィーガンとは社会問題に気づいている人だちである。

ヴィーガンといえば、非常にニッチな健康志向。こだわりの強い、ある意味めんどくさそうなイメージではなかったでしょうか?それが、今や、社会問題に気づいている人たちに変わってきています。

本当はお肉を食べる必要がない。人間は草食動物の歯や腸だから。

お肉や牛乳、卵を摂取しなくてもいい体なのに、取ってしまっているのは、ビジネスです。でも、美味しいし、好きだからですよね。

ですが、美味しいや好きで、工場式農場のようなものを許してしまっていいのでしょうか。

蓄肉、加工肉の発ガン性について発表しています。

健康についてですが、WHO国際ガン研究機関が発ガン性について発表しています。

発ガン性グループがいくつかあり、その中の『発ガン性があるだろう』というグループに『畜肉』が入っています。これは、紫外線を浴びるくらい体に悪いと書いてあります。

そして『発ガン性がある』というグループに『加工肉』つまり、ソーセージや、ハム、ベーコンなどです。この加工肉に関しては、タバコやアルコールと同等に体に悪いとリストアップされています。

これが正しいかどうかは、はっきり言えませんが、ヴィーガンの方はこの研究を注視しています。

肉を食べることに、地球が警鐘をならしている。

肉を食べることは生きる上で必要だと教えられてきましたが、そうではないのだとしたら、我々はもう一度根本から考え直す必要がありそうです。そういう時期に今きているのです。

日本は元々ベジタリアンな生活をしていた

3世紀の魏志倭人伝に、日本に馬や牛の姿はなかった。冬でも、生野菜を食べていた。と書いてあります。つまり日本は家畜を育てていなかった珍しい国だったのです。この時、魚は食べていたそうなので、今でいうペスコベジタリアンの位置付けだと思います。

その上で、675年天武天皇が肉食禁止令を出した

これは、おそらく仏教が伝来したことが大きいのではないかと言われています。この時は魚介も禁止しています。ですが、これはあまり評価が良くなかっったようで・・・

737年聖武天皇が魚介を許容

ここから、積極的に肉を食べる文化は明治維新までなく、明治維新で欧米の文化が入ってきて、牛などを食べるようになったのです。

牛丼やすき焼きは日本の文化とありますが、そもそも『肉を食べる』という文化は欧米から入ってきたそうです。

1915年 年間牛肉消費量は300gにすぎなかった。

明治維新といっても、裕福なのは都市の人たちだけでした。

1960年戦後 年間牛肉消費量は3.5キロ

戦後に、アメリカの影響がまた強くなり、もっと洋食を食べていこうという文化が増えてきました。給食でもパンや牛乳などを食べるようになったのも戦後ですよね。その背景があり、1915年の10倍まで上がりました。

2013年 年間牛肉消費量は30キロ

この100年で消費量は100倍も増えているということです。

著者が言いたいのは『日本は元々の菜食主義に戻ることは可能』ということです。

元々は菜食主義で肉を食べてこなかった。しかし、欧米の文化が入ってきて、それに憧れ、食べてしまっています。しかし、昔から食べてきたわけじゃない。それなら、元に戻れるのではないでしょうか。とおっしゃってます。

いきなりベジタリアンになるには抵抗が多いですよね。

この話を聞き、「じゃあ明日から、そうしよう!」と思っていても、周りの人や家庭内、学校内での弊害は大きいですよね。

社会全体で変えていくのは困難。

飲食店で働いている人も、なんなら牛など畜産で生活している人もいます。その上で、ヴィーガンに!というのは中々困難です。

代替食という提案

ベジミートやビヨンドミートのように、代替食という新しいビジネスもあります。大豆から肉を作るなど、そっちにシフトする考えはいかがでしょうか。

「ハンバーガーたべれなくなるなんて、幸せがなくなる」と思いがちですが、ヴィーガンバーガーというのもあります。よく見ると、ヴィーガンの代替食は増えてきていて、かつ味も良くなってきています。

ヴィーガンの人たちがいうに、『めちゃくちゃパサついた生活をするわけではありません。すごく美味しいものはできているし、どんどん良くなっている。』

ヴィーガンの企業に投資したり、応援することで、美味しいものもあるし、地球にも優しくて動物にも優しくて、飢餓、困っている人たちにも優しい。そういう未来を選ぶのか、そんなのは無理だと言って、今のままの文化を残していくのか

急には変わらないけど、少しずつ良くなっていくようにしていきたいですね。

栄養面の気遣いは大切

野菜だけを食べればいいという話ではありません。今まで、肉や卵で摂っていた栄養素を補うためになにを食べればいいのか、豆、穀物、フルーツなどを取る必要があります。

なので、まずは知るということから始めてみてはいかがでしょうか?

急にやろうとすると、プレッシャーがかかってしまいます。
ほんの半歩だけ前に出てみる。少しだけでもいいから頭の隅っこに入れて行動して見てください。

全員の小さな半歩は人類にとって、大きな一歩になります。

ここで学んだことをぜひ、他の人に話して見てください。


最後までありがとうございました!

個人的な感想

僕は、ヴィーガンやベジタリアンというのは別世界の人がやるものだと思いました。そもそも、ベジタリアンにいろんな種類があることも知りませんでした。でも、途中『ヴィーガンとは社会問題に気づいている人だちである。』というのにはしびれました。前回の異常気象にも関連した話もあり、すべて繋がっているんだなと思います。僕は飲食店で働いていますし、もちろん食べるもの大好きです。いきなりヴィーガンやベジタリアン!とまでは恥ずかしい話ですが難しいです。でも、ヴィーガンの料理を食べにいったり、知っっていくことから始め、どんどん発信していけたらなと思います。

みなさんはいかがだったでしょうか!
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前編はこちら!
ヴィーガンの歴史や、テレビでは報じられないダークサイド、畜産がもたらす地球温暖化への原因など、情報満載です!

異常気象についてもまとめているので、ぜひ読んで見てください!

あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。

発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!

参考文献

「完全菜食があなたと地球を救うヴィーガン」垣本 充 大谷 ゆみこ(KKロングセラーズ)


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