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うつ病でも恋愛はしていいの?


最近、身の回りでこのような話題が挙がる。

「うつ病に恋愛っていいの?悪いの?」
「恋愛ってうつ病にどういう影響があるの?」


多くの人が人生で一度は悩みを抱えるであろう「恋愛」

それは健常者のみでなく、僕たちのようなうつ病をはじめとした精神疾患罹患者にとっても他人事ではない。


かくいう僕も、実際にうつ病と診断を受ける前後にかけて恋愛をしていた時期があったが、同じような悩みを抱えていた。

ネットで調べても、なんとなく耳障りだけが良く、中身のない解答ばかり。
稀にそれらしい回答があっても、あくまで「健常者目線」であり、腑に落ちない。

かといって「そもそもうつ病なのに恋愛なんかしてるのか」と思われるのが怖く、知人や家族には相談できなかった。


(僕のマガジン「轍」に当時の様子が記されているが)
実際に闘病生活と恋愛を掛け持ちしたことで
「健常者か否かでは、恋愛に対する向き合い方も変化する」
という事を思い知らされた。

ただでさえ人間関係の構築が負担になりやすい我々精神疾患罹患者にとって
人間関係の中でもステージの高い「恋愛関係」は薬にも毒にもなりうるのだ。



では、この議題に関して僕はどう考えるか。
それを"当事者として"書き記していこうと思う。



※私は医療従事者でも、心理カウンセラーなどの資格保有者でもありませんので、科学的信憑性やエビデンスなどを求められる方は購読をお控えいただく方がよろしいかもしれません。
あくまで個人の見解ですので、実生活に取り入れるか否かは自己責任でお願いいたします。




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