いとその独り言

1997年生まれ訳アリ26歳。 ADHD/ASD/愛着障害/INFP/HSP 嘔吐恐怖…

いとその独り言

1997年生まれ訳アリ26歳。 ADHD/ASD/愛着障害/INFP/HSP 嘔吐恐怖症、パニック障害、うつ病(回復期)と奮闘中。 絵描いたり革小物作ったりテニスしたりしてます。 あと服と時計と主に80年代あたりの音楽とか好きです。 ちょっと独り言わせてください。

マガジン

  • たまには病気と関係ないこと喋ったりします。

  • 生きづら過ぎる人生を(少しだけ)前向きにした術。 訳アリ人間の実体験や、似たような境遇の方から聞いたお話などの事実ベースに解決策やライフハックを掲載。 ※私は医療従事者でも、心理カウンセラーなどの資格保有者でもありません。 あくまで個人の見解ですので、実生活に取り入れるか否かは自己責任でお願いいたします。

  • 日記。闘病生活における気づきや実施していること、体調や考え方の変化、今後の対策などの記録。

  • 回顧録。完璧人間になりたかったはぐれ者26歳の泥臭い生き様。 ※本記事は全て実話であり、不愉快な内容を含みます。 苦手な方は閲覧を控えていただきますようお願いいたします。

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第0話 何者かでありたい

2022年、春。僕は鬱病になった。 家族や友人、恋人にも恵まれた東証一部上場企業の営業マン。 大学受験の時に発症した不安障害もいつの間にか消え去り、彼女とは結婚の話も出て 何もかも手にした順風満帆な人生が待っている・・・はずだった。 ある日、僕は何者でもなくなった。 何者でもない自分が許せなくて 生きるのを辞めてしまおうと考えたことが何度もあった。 家族や友人の支えもあり、再び生きる道を選んだけど まだ何者でもない。 何者でもないうえに、鬱病や不安障害などといった あ

    • 左手は重い方がしっくりくる

      どうも。遅刻魔です。 僕は父方の祖父と昔から仲が良い。 父母どちらともあまり性格が似ておらず、「誰に似たんだ」なんて言われて育ってきたが 自身の性格や趣味嗜好は祖父から隔世遺伝したんだと勝手に思っている。 祖父はファッションが大好きだ。 ジャケットや革靴、腕時計や帽子などにとても拘りを持っていて 御年86だが、未だにスタイリングに手を抜かない。 そして祖父に会う時は、僕も服装に気合が入る。 そんな祖父から大学入学祝いに、電池式ではなく一生モノとして機械式時計をプレゼント

      • 自分だけの宝物~昭和レトロカルチャー~

        どうも。 TWICEより普通にキョンキョンが好き。 初代レッドアリーマーです。 以前執筆していた回顧録の方でも話しているが 僕は幼少期(~中学生)、教育方針でTVゲームを買い与えてもらえなかった。 世代的にはポケモンやモンハン、スマブラなどが流行っていたが 当時、唯一遊ぶことを許されていたゲームが父親のおさがりである初代ファミコン。 当時はそれがコンプレックスで、僕に友達が出来ないのは 「周りが持っているゲームを持っていないせいだ」と思っていた。 同世代同士なら存在しない

        • 軟弱地盤の上に"形式美"は成立しない

          どうも。 どうやって生計立ててるのか聞けない雰囲気のキラキラインフルエンサー です。 最近、中学の頃から趣味でやっているテニスがかなり迷走している。 元々学生時代からパフォーマンスの波が激しかったため、「またか」といった感じである。 テニスに限らずスポーツをしていると誰しもが1度はプラトーやスランプに陥る経験をするだろうが、自分ほど上振れ下振れが激しく、かつ頻繁に起こっている人を他に見たことがない。 (自分で言うのもなんだが)瞬間最大風速的には中上級クラスの人と対等に打ち

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        第0話 何者かでありたい

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          ADHD的脳内BGM5選

          どうも。 ママチャリ乗ってるババア、”自分を貫いてる人”多くて好き。 いとそです。 ADHDとしてこの世に生を受けて26年と半年、僕の頭の中は常にとっ散らかっている。 気を遣う相手と喋った後に延々と繰り広げられる一人反省会 会話をしている中で全く本題と関係のないワードから繰り広げられる一人マジカルバナナ 沈黙を埋めるかのように常に流れる脳内BGM etc とにかく"何も考えない"ができない。 先日、発達障害にそこそこ理解のある友人と話していて 「発達障害の人の脳内を覗い

          ADHD的脳内BGM5選

          陰キャだけどもたまには言わして

          お久しぶりです。 車を待たせている横断歩道を駆け足で渡る人、信用できる。 いとそです。 あの、暦から春は消滅したんでしょうか? クソ暑い日が続いているのと、僕が幼少期から推し続けているキングオブポップことマイケルジャクソンのマイブームの再燃が重なり 気付いたらここ3週間でTシャツを6枚(サムネイルの5枚+下の1枚)購入していました。アホですね。 これで安心して夏を越せそうです。やったね。 さて、前回の投稿からかなり間が空いてしまいました。 というのもここ約2か月、色々思う

          陰キャだけどもたまには言わして

          人見知りとは"罪の意識"の表出なのかもしれない。

          人見知りとは"罪の意識"の表出なのかもしれない。

          パニック障害当事者が『夜明けのすべて』を読んだ/観た感想

          先日、夜明けの全ての小説及び映画を読了・鑑賞した。 僕は普段、あまり読書や映画鑑賞をするタイプではないのだが 「パニック障害の人とPMSの人が出てくる映画がやってるらしいよ」と母に勧められて、せっかくなら比較してみようと思い、小説と映画の両方を履修してみた。 一言で表すなら「こういうのがいいんだよな、こういうのが」といった感じ。 僕は自身がパニック障害という事もあり、山添君に感情移入していた。 世間で言う"普通"じゃいられなくなったことを受け入れられない辛さ。 "普通

          パニック障害当事者が『夜明けのすべて』を読んだ/観た感想

          「吐くのが怖い」の正体

          ※今回は嘔吐恐怖症関連の記事となっております。 「嘔吐」という文字や生々しい表現が多々ありますので 苦手な方はブラウザバックをしていただきますようお願いいたします。 (筆者もしんどくて休みながら書いてます。。) 2月24日、土曜日の朝。 久しぶりの嘔吐恐怖に襲われた。 実は1月下旬くらいから、何とか病まずに保てていたものの 慢性的に身体の調子が悪かったり、人と会ったり何をしてても何となく上の空だったり、発達の症状が強めに出たり(フォグったり)していた。 この日の朝は、外

          「吐くのが怖い」の正体

          2024

          人生ゲームで荒稼ぎしまくっていたらいつの間にか2023年が終わっていた。 中学から付き合いのある友人、所謂マブダチ2人と 「飲みながらひたすらホテルでボドゲをする」という 謎のイベントを毎年年末に開催しているのだが 僕はこの時間が結構好きだ。 彼女がいるときでも年末はこのメンバーで集まっていたくらい このイベントは毎年のちょっとした楽しみである。 2023年は悲喜こもごもの1年だったけれど 鬱病になった前年より、というかここ数年の中で 一番いい年だったような気がする。

          SNS(ちょっとだけ)出戻り

          断捨離をしてから約3か月が経過した。 2~3日前、急遽辞めたSNSのうち インスタグラムのみ再びインストールをしてみた。 (と言っても、1日5分ほどしか見ていないためわざわざ書こうか迷ったが 断捨離したぜー!!とイキり散らしたままこっそり使うのもなんか違う気がしたので一応書くことにした。) 「結局、断捨離失敗してるじゃねえか!」という意見もありそうだが 過度なこだわりは自分に対する呪いでしかないと思っているので 今回はぶん投げていくことにする。 SNSがない生活にも慣れ、

          SNS(ちょっとだけ)出戻り

          "人疲れ"の突破口3

          12月10日、日曜日。 昼食を食べていると、自分の家の敷地内に見知らぬチャリが停まっていた。 「何の断りもなく人んちに無断駐輪するなんて、どんな神経してんだよ」 そう思いながら暫くチャリの前で待っていたら、出前館のバッグを背負った気弱そうなネパール人(?)と、学生時代にめちゃくちゃ喧嘩したまま今日まで口を聞いていなかったお隣のおじいさんが現れた。 なかなかカオスな状況の中事情を聞いてみると、シンプルに迷子だったらしい。 今までの自分だったら関わろうとすらしなかったと思うが

          "人疲れ"の突破口3

          "人疲れ"の突破口2

          12月9日、土曜日。 昼間、横浜のとあるベンチで本を読んでたら うつ病をきっかけに疎遠になった大学の友人に声を掛けられた。 すげえな、と思った。 疎遠になった相手、しかも相手はほぼ確で気づいてないから、無視できるはずなのに わざわざ声をかけてくるなんて、すげえな、、と。 一言、二言のラリーで終わるであろうという読みは外れて1時間ほど話し込んだ。 何回も切り上げるチャンスを与えたのに、それでも自分と話そうとしてくれてる事実が嬉しかった。 夜、幼少期に付き合いがあった友人

          "人疲れ"の突破口2

          "人疲れ"の突破口1

          12月6日、水曜日。 人疲れ以降、何となく人との会話がスムーズにいかない自覚は続いていたが この日は、絶望的に調子が悪かった。 コミュ障の恒例行事である一人反省会を開催したところ、原因が判明した。 ①父の会社に(後継ぎとして)入社した事によって 「悪目立ちしないように」「会社及び社長(=父)の汚点とならないように」振る舞うことが習慣化していた ②それがいつしか会社内だけでなく、外界の人間ともそのスタンスでしか関わることができなくなっていた ③上記のような自分を出せない

          "人疲れ"の突破口1

          SNS断捨離のその後

          断捨離によって(連絡手段であるLINEとこのnote以外の)SNSを捨ててから気づけば1か月以上が経過していた。 結論から言うと、全く困っていない。 断捨離後1週間くらいは、いつもの習慣でインスタやX(旧Twitter←これまだつけなきゃダメ?)を探してはいたものの、その習慣はすぐに風化していった。 その後も、強いて言うならSNSで流行っている話題が出るたびに 「あ、そっかもうやってないんだもんね」 というワンクッションを置かれるのが少々鬱陶しかったくらいで なにも生活

          SNS断捨離のその後

          陰と陽のグラデーション

          人疲れを発症してかおよそ2か月が経過。 断捨離をはじめ、栄養療法的なものを取り入れ始めたり、集団カウンセリングに参加したり・・・ 今までしてこなかったような一人遊びをしてみたり色々していたこともあり 友人以外とも多少交流がしたいと思えるくらいには回復した。 また自分と向き合う余裕が少し出てきたので 今回の(厳密にいうと以前から小さい波はあったが)人疲れに関して自分なりに掘り下げてみたところ、自分の中で言語化できなかったモヤモヤがクリアになったと同時に、意外な発見があった。

          陰と陽のグラデーション