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ゼクシィのあのフレーズの続きを、ハッピーエンドにしたいな

昨日の夕方、夜ご飯の鮭を焼く前に、部屋にこもって、夫婦にまつわる本を読んでいた。

結婚したカップルが、パートナーにまつわる悩みを、ひっそりと打ち明けた本だった。

ページをめくる度に、誰かのリアルな心のさけびというか、SOSを聴いている気がして、胸がキュっとなった。


結局siriに頼んでおいた30分のアラームを無視して、延長して心のさけびに触れ続けることにした。



✳︎



この人が1番好きだ!これからも私(俺)の人生に登場し続けてほしい!


と、思って結婚した2人が


いますぐ私(俺)の人生から消えてほしい!


に、変わるまでに、一体どんなことが起こっているんだろう。


ふと、ゼクシィのCMのあの言葉が頭をよぎる。



結婚しなくても幸せになれる時代に、
私はあなたと結婚したいのです。



このフレーズを初めて聞いたとき、私は心を鷲掴みされた気分だった。


したいのです——の部分が、印象的だった。


その言葉は、『選べる時代』のシンボルで。



でも、この本はまるで、そんなキラキラした言葉の後ろに


してみたものの、それは不幸の始まりでした。


って続いている気がする———。


明るい絵具に、暗い色がボトンと投下されて、気がついたら漆黒になってました。ちゃんちゃん!みたいな感じだった。



どうしたら、あの言葉の続きが


そして、私はもっと幸せになりました。
ありがとう。


みたいな、ハッピーエンドになるんだろう——。




うーん、と考えていると、私は心のさけびを投稿している人の共通点に気が付いた。



それは、その心のさけびを

1ミリも

パートナー話していないということだった。



よく出没するフレーズは

旦那は気付いてないと思いますが......とか

妻にはとてもじゃないけど言えませんが...だった。


1番近かったはずの相手が、気が付いたら1番遠くなってしまうのは、きっとこれが原因じゃないだろうか。



✳︎



きっと、結婚して同じ家に住んだら、ギャップが生じる。


相手は自分とは違う人間で、育ってきた環境も違う。


ということは、文化が違う。


なので、相手と同じ空間に365日いたら、きっとカルチャーショックを受ける日がくるだろう。


靴を履いたままお家にずかずかと上がられて、オーマイガー...みたいなショーゲキを受けるだろう。



でもそこで我慢したら——

きっとものすごいストレスを味わう。


胸キュンが、心臓ギュッになる。


そして、それは相手に伝わる。


でもおそらく相手は、あなたがカルチャーショックで相当参ってることを知らない。

多分、機嫌悪いなぁ...やだなぁ....くらいにしか思わない。


そして相手は、変わらない。


それが1つ、2つと増えていったら、いつ口からたましいが飛び出してもおかしくないよ!


そりゃ、嫌いにもなるし、1番遠い存在にもなる。



いったいどうしたらいいのか?




✳︎



私は、はっとした。


そういえば、昨日ツイッターをアテもなく徘徊していたら、とってもいい言葉に出会ったんだったんだった。


本をパタンと閉じた後、ツイッターにログインして、その言葉をもう一度眺めにいった。


そして、これだ!解決策は!って思った。


私はそれを、パートナーシップで行き詰まったときのお薬にしようと決めた。


多分、あのキラキラのフレーズの先を、ハッピーエンドにしていくための、魔法の言葉だと思うから、ひっそりとここに残して、この記事を締めくくることにする。


✳︎



話すということは「離す」にも通ずるものがあるわ。

モヤモヤをまず相手に話してみる。


「こういうとこが気になってて」


後は相手の出方を待つ。

ここで相手が攻撃的になる時は距離を取った方がいいわ。

ちゃんと受け取ってくれるなら、お礼を言って話し合いましょ



✳︎


私は、安心して晩ごはんの焼き鮭を食べた。

もう、夜の9時だった。











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